にゃごにゃ小学校

本家(HP)作製のネタ、あるいは記事にするには寸足らずな話を日記兼用でアップします。

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 ULTRAMANネタが続いて申し訳ないです(^^;;)。
 未見の方。そろそろネタバレがちらほら。要注意です。

 ブログでULTRAMAN関連の記事を拝見すると、意外と「泣いた」というのが多いんですよね。んで、実は私も涙が出たんです。ただし、泣いたのかどうか、よくわからんのです。

 私自身はわりと性格的に涙もろい質ではあるんですが、実際に泣いてしまうことは非常に稀です。まあまあじぃんときたとかそのくらいで、涙が出るのは、親しい知人の葬式ですら珍しく、まして映画では滅多にありません。

 で、ULTRAMANなんですが、やはりじぃんとくるシーンはいくつもあったんですが、「泣く」ところまではいってないと思うんです。ところが実際には、1回目に観に行ったとき、映画が始まってすぐから、なぜか涙がぽろぽろ出るんです。泣くようなシーンでもないのにですよ。
 まあ、期待していないといいながら、なぜか上映前から異常にハイになっていたのは事実で、また映画そのものにはほんとに興奮していたんですが、でも泣くという方向には感情が走っていないし、ましてや泣いてもいないのに涙が出るほどの感情の昂ぶりは自分では感じていないんです。
 なのに、映画上映中、ぽろっ、ぽろっと涙がこぼれて来る。ふいてもふいても出てくる。こういう経験は生まれて初めてなので、戸惑いましたよ。

 一回目は、前日午前様で会社の忘年会と二次会で飲んでいたので、心身とも特殊なコンディションだったのかなあ、と思ったんですが、次の日に妻を口説き落としていっしょに二回目を観たとき、このときもやっぱり涙がぽろぽろ。まるで、ドロップを世界中にばらまいた、泣き虫神様みたいです。

 例によって同僚の玉ちゃんは、「そりゃあいっちゃん、人間、歳取ったら涙もろくなるもんなんやて」と夢のないことを言いますが、どうもそういうのとは違うんです。自分でも見えていない、心の琴線に触れたとでもいうしか、いいようがないんです。

 ここで暴露しますが、私は防衛大出て、陸自でパイロットをやってました。その意味では、真木が親友の倉島に、「本当に辞めてしまって悔いはないのか」と言われるシーンや、基地の正門から立ち去る場面は、特別な感慨がありました。
 あ、ただし、私が部隊を去るときは、飛行隊総出で正門に見送りに来てくれましたし、花束ももらったんですけどね。
 で、それはそうなんだけど、だから涙が出るというのはまた全然違うんです。それとはまったく別の理由、別のところからなんですね。でも、どうしてもよくわからない。

 そうしたら、トラックバックも送ってもらってますが、おかやまさんのこの記事にぶつかりました。
 曰く、


    ヒーローが好きでたまらなくて、そのヒーローのカッコよさがMAXを超えて、「燃える」から「涙を流して泣く」というその瞬間を味わってみたいと思っている人、この映画はもしかしたらあなたにその瞬間を提供できる作品かもしれません。

    俺は泣きました。涙ぽろぽろ流して泣きました。

 すごいですよ、おかやまさんって。私なんか、百年考えてもこんな発想出来ません。あ、そうそう、最新のおかやまさんの記事もまたすごいんです。すばらしい!
 ちょっと脱線しましたが、で、初めて、答えに近付いた気がしました。少なくとも、半分はそのとおりなんです、きっと。

 ただ、おかやまさんのような素直な人間でない私には、あと半分何かがあるんですね。なにかしら屈折したものが。
 何日も考えたんですが、今の時点で一つ考えられるのは、渇望感ではないかな、と思うんです。

 昭和29年版のゴジラは別格として、子供のときからずっと、そのゴジラに匹敵する(といってもこのゴジラを観られたのは実は大人になってから、池袋の映画館でだったけど。そういや、このときはイラク復興支援部隊の某隊長といっしょだったような…)、「本物のSFとしての怪獣映画」をずっと追い求めていたように思うんです。本物、というのは、言葉は悪いけど、子供騙しでない、あるいはどんな人が観ても楽しめる、ということです。
 子供の頃、喜んで観ていたウルトラマンにしても、特撮のクオリティには内心、いつも不満を持っていたのははっきり覚えています。

 怪獣映画に限らず、映画に対する楽しみ方は人それぞれなので、「いきなりスーパーXがでてくるなんて」とゴジラ1984をけなしたりするのも、本当はすごく邪道なんですよね。でもわかっていながらそれを口に出してしまうほど、屈折した渇望がやっぱり心の中にあったようなんです。
 大人が観ても、また怪獣映画ファンじゃない人が観ても、かけねなしに楽しめる本物の怪獣映画が観たい、と。

 いくつかは、この渇望をある程度満たしてくれるものはありました。その最右翼は平成ガメラシリーズ。新しいゴジラシリーズの中にも、捨て難いものがあることも知りました。
 しかし、なにかがもう少し足りない。いくら自分に、いい映画だった、と言い聞かせても満足できないなにかがある。ガメラ3の渋谷での衝撃的かつ驚異的な特撮シーンを観てすら、これで十分、といえないものがありました。

 たぶんULTRAMANは、その不足している何かを埋めてくれるものを持っている。そしてそれが肌で感じられるから、さらに、意識しなくても心の奥でそれを理解しているから、うれしくて、うれしくて、喜び、興奮し、笑っていながら涙が出てくるのではないんだろうかと思うのです。

 ほんというと、まだよくわかっていないんです。いつかわかるかもしれないし、永遠にわからないかも知れません。一つ言えるのは、このULTRAMANが特別な一本になったことだけは確かだということです。

・・・・・

 んで、いきなり現実的な話になりますが、もう1度観に行きたくて仕方ない。だけど、もう妻につき合えともいえないし、一人でいってもいいけどやっぱり誰かを巻き込みたいし…。だれかつきあってくれないかなあ。

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