にゃごにゃ小学校

本家(HP)作製のネタ、あるいは記事にするには寸足らずな話を日記兼用でアップします。

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 私は嗅覚と味覚は、かなり敏感です。

 このため、料理とか飲料とかにかすかな異臭があったりすると、てきめんにまずくなってしまいますし、以前の発泡酒のように、ほとんどの人はわからないが、わかる人もいる、という種類の異臭についても、はっきりとわかってしまうので、最初の頃、とてもビールの代用品として発泡酒を飲むことはできませんでした。
 また、洗濯物の生乾きで匂いがする、というのなんかは特に敏感に感じとってしまうので、家内が洗剤を変えたほどですが、それでもまだ匂うことはありますし、それ以上に、これから暖かくなってくると、電車などで、よくこんな匂いを発散させていて平気だな、という雑巾マンに、しばしば悩まされるようになってきます。

 といっても、努力や修練の賜物、というわけではなくて、単に生理的にその機能が鋭いだけで、要は犬の嗅覚が敏感なのと同じ、別に自慢するようなことではないし、自慢とも思ってません。というより、過ぎたるは及ばざるが如し、むしろ損をすることが多いのです。

 ソムリエとか、モルトのブレンダー、あるいは日本酒の杜氏なんかには、素養があるのかもしれませんが、しかし、私自身はあまり向いている気はしません。けっこう体調によってセンサーのコンディションが変わってしまうのです。
 また、ものすごくデリケートな微妙な匂いが、自分で呆れるほど嗅ぎわけられるときもあれば、けっこう鼻つんぼではないかと思われるような状況のときもたまにあり、そうしたプロの仕事には向いていないと思います。
 まあ、空腹が最高の調味料といわれるように、あるいは女性は月のものがあるから一流のシェフにはなかなかなれないという説とか、だれでもそのようなバラツキは当然ながらあるわけですが、このあたり、訓練すればなんとかなるものなのか、ちょっと興味あります。

 それ以前の問題として、ワインというのは、好きなんですが、あんまりよくわかんないんですよね。ビールとか焼酎、日本酒の利き酒なら自信あります。しかし、ワインはちょっとよくわかりません。
 最大の理由は、飲んでいる量と種類が足りない、とりわけ、よいワインを飲む機会が少ないことだと思います。最近わりと飲んでますが、まあ無難なものばかりですし。

 さて、わが社の若手のホープの一人が、今月末で退社することになりました。
 技術者として有能で、それ以上に経験をつんで視野を広げれば会社のリーダーの一人として活躍してくれること間違いなしと期待していた若者なので、とても残念です。
 ただ、彼は別に仕事が嫌になったということではなく、ソムリエをめざして、料理方面の道に進みたい、ということで、一念発起、チャレンジすることにした、ということです。

 私のように、味覚嗅覚がなまじ鋭敏で高級レストランの料理でもすぐ欠点を見つけ出してしまうくせに、実は食に極めて淡泊な人間にはわからないのですが、やはりすばらしい料理や酒にこだわりと夢を持っている人にとっては、その道を極めたいという欲求は抑えがたいものがあるようです。
 趣味で極めていけばいいのではないか、なんて安易に考えるのは別次元なんでしょうね。やはり人生をかける価値があるということなのでしょう。そういえば、私の知人にも、親しい友人に失踪者が多いので、彼ら、彼女らを食材にしたのではないかと疑われている人がいます。私には理解不能な世界です。

 ともあれ、彼の熱意(才能の方はよく知らない)と根性があれば、素養さえ備わっていればきっと成功するでしょう。なっとくの実力がつけばディナーに招待してくれるそうなので、いまから楽しみにしているところです。
 ファイト!

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コメント

料理人だったくせに、嗅覚・味覚共に鈍感な私ですが、味の分析能力は訓練で身につくようです。

世界でも有数のソムリエ(フランス人、かなり有名な人)に直接教えを乞うたことがあるのですが、その方ものすごいヘヴィ・スモーカーで休み時間は常に葉巻を吸っていて、「たばこなんて吸って、香り側から無くならないですか?」と訊きました。
返ってきた答えは「そう思うのは、まだあなたには味覚や嗅覚がどういうものなのかわかっていないからだ」というものでした。
曰く、タバコ程度で左右されるほど味覚や嗅覚はヤワではなく、また普通の人は印象でしかそれを受け取れないので、分析できないのだと。
彼曰く、赤とオレンジを見分けるくらい、はっきりと差別化された情報があるんだそうな。
たしかに、イタズラでほんの少し違うワインを混ぜた瓶の、コルクの香りをかいだだけで「二種類のワインが混じっている」と(タバコの香りをまき散らしながら)断言したので、おそらく本当なのでしょう。

…というような(長ったらしい)ことを思い出してしまいました(笑。
でも、匂いに敏感だと、梅田とか歩けないんじゃないですか?(私は地下道で気分が悪くなります)
あと、いつの間にか香料入りの駄菓子が全く食えなくなったんですが、これはきっと歳のせい。OTL

香料入り

kさん

有数のソムリエに、ダイレクトで聞きにくい質問をぶつけるとは、すごい。さすがに、味覚の研究のために友人をゴニョゴニョ・・・。

そうですか、やはり訓練で身に着けられるんですね。

>> タバコ程度で左右されるほど味覚や嗅覚はヤワではなく、また普通の人は印象でしかそれを受け取れないので、分析できないのだと。

なるほど。
私見ですが、味覚も絶対音感に似たところがあって、私のようにいつも決まったものを口にする、という習慣がない人間は、体調で体の酸性度アルカリ度が揺れるだけで、味覚・嗅覚が変わるのかもしれません。
そのソムリエさんは、お気に入りの葉巻を基準点に、味覚・嗅覚を相対的に測定していたのかも。喫煙止めたり葉巻変えたら利き酒できなくなったりして。

ただ、騒音の中でも小さな音を聞き分ける人もいますが、ちゃんと音を知覚するには、やはり静かであるに越したことはないですよね。
私は、タバコを吸うのはやはり、その騒音と同じで、間違いなく味覚を、少なくとも妨害はしていると思いますね。
それと、本人はよくても、客からすると、たばこくさい料理や酒は絶対駄目です。たばこは、煙の粒子1個を識別する自信があります。

>> 匂いに敏感だと、梅田とか歩けないんじゃないですか?
嗅覚が敏感なのは、単純に絶対値が大きくなる、というものでもないので、なんとかかんとか。しかし、正直しんどいですね。あと日本橋とか。

>> いつの間にか香料入りの駄菓子が全く食えなくなったんですが、これはきっと歳のせい。
私は香水はダメ。あと、紅茶でも香料入りとかは少しもおいしいと思えません。
駄菓子は子供のときから鍛えたので耐性があるようです。

(=^0^=)/ コンニチハ~♪

うちの息子も鼻がよくて(低いのですが(^^ゞ)
おとなりの家のお夕飯を言い当てるので
ガキご幼少の頃は本当に困りました。
「カレーのにおいがする!!」程度ならいいのですが
「ちっちゃいお魚の天婦羅の匂いだ」とか
「豚だ♪豚の焼肉だ~~!!」とか言うので
親としては本当に恥ずかしかったです。
今では、出汁が違うだのお味噌が違うだのと・・・ちょっとアレなヤツです(笑)

でもさすがにロングピースのあの大人の香りには
まだ理解がないオコチャマのようで。。。
('-'*)フフ
にゃごにゃさんの嗅ぎ分けはやはり才能だと思うので、σ(・・*)アタシからしたら羨ましいです(*^-^*)

ぐるめ

>> 「豚だ♪豚の焼肉だ~~!!」
おほほ、かわいいおぼっちゃま。

>> 今では、出汁が違うだのお味噌が違うだのと・・・
おおっ、グルメの素質ありそうですね。

>> でもさすがにロングピースのあの大人の香りには
>> まだ理解がないオコチャマのようで。。。
>> ('-'*)フフ
わお、大人の香り~!

>> にゃごにゃさんの嗅ぎ分けはやはり才能だと思うので、
いえ、単なる体質です(きっぱり!)。

私のように食に淡泊な人間に、ずばりと味の欠点を指摘されるのは、かなりこたえるようです。みたいな経験を、ときどき。

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