にゃごにゃ小学校

本家(HP)作製のネタ、あるいは記事にするには寸足らずな話を日記兼用でアップします。

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 お願い…『タイタニック』ファンの方は読まないでください。

 デカプが、映画『タイタニック』に出演したことを後悔している、というニュースが報じられたばかりですが、今度は、史上もっとも安っぽい(英語ではcheesy)シーンで、有名な『タイタニック』の船首のシーンがトップとなり、追い撃ちをかけられました。

 私自身は、なんでキャメロンともあろうものが『タイタニック』のような映画を作ったのか、まったく理解に苦しむものの一人なので、安っぽいと評価されたことには何の違和感もなく、むしろ共感を覚えました。

 一方、デカプについてですが、ああいうチンピラ役をするのだから、チンピラ役者なんだろう、と思い込んでいました。まさにデカプが後悔した、そのものの弊害を私は印象として抱いていたのです。ちなみに、ここでいうチンピラとは、キャラクターがやくざのチンピラみたいだという意味ではなくて、映画のキャスティング上、あの役は「役者として」チンピラだということです。

 ところが、後日、『ギルバートグレイプ』でのディカプリオを観て、私は驚愕しました。彼はこんなすごい、しかも素晴らしい俳優だったのか。と、同時に、なんでまた『タイタニック』のあんな役なんかを、と思いました。確かに知名度は上がるけれども、これではイメージを固定されてしまうのに、と。ほんとのチンピラ役者ならそれでもいいのですが、彼ほどの実力がある場合は、大変なダメージです。
 最近になって彼自身がそのことを後悔していると報じられたときには、さもありなん、と同情したものです。

 デカプの他の作品をあまり観ていない人、また、『タイタニック』が大好きな人にはあまりぴんとこないでしょうが、こうした役柄に伴うイメージというのはかなり強力、ときには致命的です。
 比較的知られているのは、『危険な情事』で浮気相手のアレックス役をやったばかりに、グレン・クローズに長い間、そうした偏執的な役ばかりきた、という話があります。
 もっとわかりやすい例では、『オール・ザット・ジャズ』の主人公、ジョー・ギデオンの役を演じたロイ・シャイダー。彼は、ギデオンのモデルになった、監督でもあるボブ・フォッシーとよく似ているし、またそれ以上に映画の中でのジョー・ギデオンを見事に演じています。
 ところが、彼を主役に推すフォッシーに対し、関係者はこぞって大反対したそうです。その主な理由は、ロイ・シャイダーの『フレンチ・コネクション』でのイメージが強すぎるから、ということ。
 これほどまでに映画の中でのイメージというのは、その俳優のキャスティングに大きな影響を与えるのです。

 最近のデカプの作品は観ていませんし、今のところ特に彼のファンというわけでもないですが、彼が『タイタニック』の呪いから早く解放されることを祈る一人です。

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