にゃごにゃ小学校

本家(HP)作製のネタ、あるいは記事にするには寸足らずな話を日記兼用でアップします。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 予定通り、観て来ました!!

 9日土曜日のレイトショーで。田舎の劇場で、週末でもよほどの話題作が公開されない限り、あまり混み合わないシネコンでしたが、さすがに、ここで最大の456席の部屋も、この深夜に7割以上埋まっていました。

 ネタばれは小夏さんから厳しく禁止令が出ていますので、抽象的なことと周辺関連事項でじわじわ攻めて行きたいのですが、まず素晴らしいのはパンフ。
 700円と最近の標準的な値段ですが、その内容は圧巻。40ページを超える厚みに、細かい字でびっしりの記事が満載。読みごたえがあり、内容も充実していて、これはお薦めです。
 記事の中では、渡辺謙の、この映画は日本映画だと思っている、という言葉にじーんときました。

 二宮和也は評判通り非常に上手かったのですが、それより印象に残ったのは、もともとどちらかというと大根のイメージの強かった、伊原剛志の演技力と存在感。渡辺謙はもちろん素晴らしいのですが、伊原の存在と、それを中心としたエピソードが、映画全体にしっかりとした厚みを与えています。いやあ、いい役者になりましたね。
 いっぽうで、中村獅童は、まんま、彼の最近の私生活と重なるような役柄と演技で、なんかちょっと痛い。彼が本物になるかどうかは、ここ1~2年で決まりそう。個人的にはピンポンの時がベストでしたからね。

 さて、映画ですが、全米映画批評会議の最優秀作品賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞最優秀作品賞、米国映画協会賞へのトップ10リストアップという評価はだてではなく、『父親たちの星条旗』のときみた予告編での印象通り、素晴らしい作品となっていました。
 いろいろ好みはあると思いますが、私はやはり、この映画はイーストウッド監督のベストだと思います。彼の映画に対するスタンスは、まったく尊敬に値すると思います。
 パンフレットなどを見ると読み取れますが、特に撮影現場の状況などについては、日本でほかに、そういう雰囲気で映画作りを進められる人は、ちょっと思い当たりません。イーストウッド監督については、ちょっと偏屈、という印象も拭い切れなかった部分があり、実際以前はそういうところもあったと思うのですが、今回のこの映画については、前にも少し書きましたが、「円熟」という言葉がほんとにぴったりくるのです。
 特に感心するのは、アメリカ人でありながら、当時の日本人の精神や行動について、まったく異質さとか異様さとかいう印象を持たずに、むしろ淡々とした理解を背景に描いている点です。こういう捉え方をできたアメリカ人の監督は、かつていなかったでしょう。

 あんまし書くとどうしてもネタばれの方向に行きそうですので、とりあえず今回はここまでということで。

 一点だけこれから観る人にアドバイスするとすれば、私の観た小屋は音響面で、反響が大き過ぎて、せりふが聞き取りにくいという難点がありました。できるだけクリアな音で聞ける劇場を選ぶといいと思います。

 あー、でも、いい映画を観られて、幸せ。

スポンサーサイト

コメント

(_ _。)・・・オジャマシマス!

そーですか、ご覧になったんですね(_ _。)
700円のパンフも充実していたんですね
(_ _。)
σ(・・*)アタシも行こうと思っていますが、にゃごにゃさんもご推薦とあらばますます楽しみになりました。
(_ _。)
その前に「武士の一分」を見る予定ではいます(_ _。)


(・"・;) ウッ!! お察しの事と思いますが
そーです・・・12時12分にまたもや失敗してしまいましたorz
にゃごにゃさん ご協力?ありがとうございました。
........ ( 。..) トボトボ

あ、残念

>> (_ _。)
元気ないですねえ(^^;;)。

「武士の一分」もよいようですね。また感想教えて下さい。

>> 12時12分にまたもや失敗してしまいましたorz
大丈夫、すぐ13月13日13時13分があるではないですか。
ガンバロー!

にゃごにゃさん、こんばんは。
ワタシも見てきました・・。
ところで、
>もともとどちらかというと大根のイ
>メージの強かった、伊原剛志の演技>力と存在感。
そうそう!!カッコえ~~!
ってオモイマシタワ。

>中村獅童は、まんま、彼の最近の
>私生活と重なるような役柄と演技で
その辺に突っ込みいれている方は
少ないです・・流石!!!
ではでは・・・

負け

スナッチャーさん、こんばんは。

>> ワタシも見てきました・・。
私もスナッチャーさんの記事、こっちのをアップしてからすぐ読ませてもらいました。

本格的でとてもよい映画評。負けた orz。

スナッチャーさんの記事の、伊原剛志の写真をみて、おんなじ感想だなーと思ってました。
作品自体のほかにも、いくつも掘り出し物のある映画でしたね。

迷いました・・・。

ネタばれ満載だったらどうしましょ(^^;)、と思って「続きを読む」のクリックを躊躇しておりましたが、
ううううっ!さすが、にゃごにゃさん!細やかな心配り嬉しいッス。
なあんてことをいまだに言ってる私ですが、年末年始にはなんとか観ること叶いそうです。

あ、パンフは「買い」なんですね。〆(・_・") メモメモ

快走

小夏さま

いよいよ観賞されるんですね。下馬評が良過ぎて、期待値と噛み合わないかどうかだけ心配です。
おとなの小夏さんはそんなこと杞憂かも知れませんが。

それにしても、ずっと興業成績ランキングが首位を快走、というのはうれしいですね。
「父親たちの星条旗」がいまひとつだったんで、ここはアメリカでの公開も含め、しっかり稼いで製作者に報いてほしいと思います。

年末年始の1番の楽しみは、小夏さんの感想ということで、期待してます!

コメントの投稿

Name
Title
E-mail
URL
Comment
Password
※入力しないと編集・削除ができません
 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事へのトラックバックURL

http://questkpax.blog51.fc2.com/tb.php/639-116d9b69

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。