にゃごにゃ小学校

本家(HP)作製のネタ、あるいは記事にするには寸足らずな話を日記兼用でアップします。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 マンションの光ファイバ初期導入工事も今日明日で終わり、いよいよ戸別の加入作業が週末にも始まります。固定IPも取る予定なので、いろいろ遊べそうで楽しみ。

 ところで、会社の、ある後輩は、社内でどんどん加入者の増えている光ファイバについて、とても羨ましい、と言っています。あれ?彼のところはとっくにマンション全体の光ファイバではなかったっけ、と思ったら、これが私の勘違い。

 彼のマンションは新しく、数年前に入居開始したときには、最初から全戸に常時接続のインターネットが設置されている、という先進のものでした。マンション専用のサイトもあり、たしか、パソコンの使えない世帯のためにテレビでのアクセスも可能なようになっていたはずです。
 全戸が加入ということで料金も破格の毎月2,000円。素晴らしい先進のシステム、彼も自慢でしたし、ADSLも満足に加入できない同僚たちも羨んだものでした。

 ところが、もともと光に比べれば一桁低い速度だったところに持って来て、基幹のラインが細いのか、時間帯によっては極端に遅くなるそうなのです。一部の住民の間では、これはたまらんからプロバイダを変えるなり、光ファイバを導入するなりしよう、という意見が出ているのですが、ここで致命的なのが、全戸同じシステムで、しかも料金が管理費とセットになっているという点。
 新築時にえいやっ、で導入する分には、入居者も承諾の上でのことなのでどんなシステムでもまあまあ大丈夫なのですが、変更となると大変です。この場合、インターネットなんてほとんど使わないからもともと2,000円でも高いと思っている、という世帯が少なからずあり、さらに、「なんで。今ので十分やん」という家も多数派。また、プロバイダが変わればメールアドレスが変わるという、けっこう致命的な問題もあって、500世帯近くある住民の合意は絶望的だと彼はいいます。
 料金が半分になればまた別でしょうが、仮に100円200円安く提供できる業者を見付けられたとしても、その程度では非常に難しいでしょう。

 そもそも、今となっては、さして速くないネットに2,000円というのも、お得かどうかは疑問です。
 そのマンションでは、電話はIPではないので、従来のNTTの固定電話です。これだけで1,700円くらい基本料を取られますから、通話料金の高さを考えなくても、ネットと合わせて3,700円。これって、16世帯以上の加入者があったためにプラン2という、安い方の料金が適用されるうちのマンションの光ファイバ+光電話の料金とおんなじくらいなんですよね。
 しかも、NTTの光プレミアムは、32加入者あたり1ギガビットの幹線ラインを保証していますから、品質はもう比較にならないはずです。
 加えて、プロバイダが競争原理の働かない固定業者となると、コンテンツなどのサービスも選択肢がない上に貧弱かつ時代遅れになりがちだと思われます。その業者がスケールの点でジリ貧のところだったりするとさらに悲惨です。

 ともかく、こう世の中の技術革新や趨勢が早く変化すると、このように先進的で素晴らしい、はずのシステムが、思わぬ足かせとなって、世間から取り残されざるを得なくなる、という事態も起きて来ます。
 先見の明がなかった、なんて後付けでいうのは簡単ですが、そもそも当時、光ファイバが数年でこんなに安くなりこんなに一般に普及するなんて、考えもつかなかったでしょう。
 それなら、そうした縛りの出にくい戸建てならいいか、というとそうでもなくて、御存じのように、設備の関係で、戸建ての光ファイバの月々の料金は、マンションの倍近くになります。

 デジタルデバイドの分野に限らず、さまざまな思わぬ格差というものは、これからも世の中のあちこちで顕在化して来そうな雰囲気です。

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

Name
Title
E-mail
URL
Comment
Password
※入力しないと編集・削除ができません
 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事へのトラックバックURL

http://questkpax.blog51.fc2.com/tb.php/636-ed0bb476

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。