にゃごにゃ小学校

本家(HP)作製のネタ、あるいは記事にするには寸足らずな話を日記兼用でアップします。

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 昨日のちばロゴに関する記事が、思いもよらぬ盛り上がりを見せてて、ちょっと驚いています。
 ある種、首都圏の人達のメンタリティーに直結した話題なんだろうな、という気がしていますが、いろいろと珍しい言葉を発掘できて、とても楽しく有意義です。

 ところで、アメリカ人とかに、穴場っていう言葉の意味を説明しようとすると、いかにもこの言葉が、狭くて人口密度の高い日本らしい言葉であることがわかります。ぴんとこない人はためしにやってみてください。

 そもそも、穴場に相当する言葉なぞないので、和英では例えば、"a good place not many people know about"なんてや たらと説明的な表現になっていますが、あるアメリカ人は私の説明を聞いて、「それならアメリカは全部穴場や」と言ってました。確かに。

 とはいえ、群れたがる日本人の特性をうまく突けば、いとも簡単に「穴場」を作り出すことができることは、覚えていていいでしょう。別に、「爆弾だー」とか「火事だー」とか叫んで強制的に人間空白地帯を作る、というような過激かつやや犯罪的なことをする必要はありません。要は、ちょっとだけ横道にそれるのです。

 これはおそらく、B型もしくはB型とよく間違えられる、天邪鬼タイプの人にとっては、経験的にごくごく当り前のことだと思います。
 例えば、前に北海道の摩周湖に行ったとき、展望台の駐車場に車を停めると、そこは観光バスも含め、観光客で文字どおりごったがえしていました。もちろん、展望台も人だらけの大変な混雑。
 ところが、いつものように、B型らしく駐車場の端から続く、細い道を、わずか500メートル、てくてく歩いてみました。すると、もうそこにはまったく誰もいません。のみならず、展望台にまさるとも劣らない、見事な湖の景色がそこから楽しめるのです。しかも、少し歩くとまた景色は変化して、別の美しい顔を見せてくれます。
 しばらくそこにいましたが、まったくほかの人がくる気配はありません。かすかに聞こえてくるのは、展望台とその駐車場周辺を慌ただしくいききする人や車の声、騒音だけ。

 今のような紅葉シーズンには、関西では例えば箕面公園が人でごった返しますが、ここも散策路や大滝の周辺はいつも大変な人だかり。ところが、ハイキングコースを登って、車道に出ると、歩行者はまったく姿を消して、しかも公園のコースでは下から見上げる景色ばかりだったのが、意外と雄大な山々が、鮮やかな色に染まっている景色を堪能することができます。
 このときの人口密度は、お決まりのコースの数千分の一から数万分の一です。

 さらに日本の場合、この穴場づくりには、空間的な移動のほかに、時間的な移動も極めて有効です。
 要は、早起きするか、敢えて長居をするかすればいいのです。

 こうした日本人の特性が、例えばETCの深夜早朝割引とか、通勤時間帯割引(人口集中する首都圏、大阪圏以外のところは車が少ないので安くして利用してもらおうという話)とか、時間シフトの穴場の魅力をさらに向上させるような仕組すら、はからずも生み出しています。

 まあ、それでも人混みが好き、みんなといっしょが好き、という人もいて、それも好き好きですが、人混みにうんざりしている人は、ちょっとがんばって、天邪鬼になってみて下さい。もう「穴場」以外のところには近付きたくもなくなること、請け合いです。


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