にゃごにゃ小学校

本家(HP)作製のネタ、あるいは記事にするには寸足らずな話を日記兼用でアップします。

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 「都会暮らしの外人は、日本の自然に驚く」というのは、何人も海外インターン生を受け入れてきた私の実感です。

 日本人なら、日本には大都会もあれば田舎もあり、人気(ひとけ)のない山奥もあれば、本格装備で登山しても遭難するような急峻な山岳地帯のあることも、知っていますよね。
 でも、少なくとも都会に生活している外国人は、頭ではわかっていても、日本のそのような地域があるということは、全然ピンときてません。それは、すでに過去、日本に来たことがあって1年近く滞在していて、けっこうあちこちいっているはずの場合でもそうです。
 思うに、おそらく彼らのイメージは、日本には日本の国土の狭さに応じた、「それなりの」自然しかないに違いない、という、理屈ではなく直感的な固定観念が支配しているようなのです。

 実際に、山深く、自然に恵まれたところに連れて行くと、その予想を超えたスケールの大きさと、自然のもつ懐の深さ、豊かさに、半ば驚愕すると言っていいくらいのインパクトを受けるようです。
 彼らにとっては、とうの昔に破壊され尽くしたと思い込んでいた、『もののけ姫』に出てくるような山々や谷、木々などが、車でいくらもかからない場所に、現にそこここに残っていることは、まったくもって「再発見」以外の何物でもないようなのです。

 北海道のような雄大な自然でなくとも、例えば近畿の豊かな山の一端を見せるだけで、彼らの日本に対する印象は、がらっと変わるようです。そして、狭い場所に暑苦しいごみごみした街を作り、そこに殺到して生活している日本人たちも、そうした自然に育まれつつ文化を発展させて来たのだということに、ようやく気づくようです。


 今回の例でいえば、関西方面では有数の、ある高原地帯から、車で下って行く際に、整備された幹線道路ではなくごく狭い、落石の危険の大きいような山道を選んでみたのですが、その結果たまたま出会うことになった、私自身予想していなかった美しい渓流に、カナダ人インターン生のアレックス君(仮名)が、鮮烈な印象を受けたのでした。そして、それをあとあとまで興奮しながら語っていたことが実に思い出深いできごととなりました。

 身近にいる外国人たちに、そうした日本の一面を見せることは、非常に大切な国際理解につながるのだということを再認識したのでした。ぜひ、みなさんもそういう機会があれば、積極的に誘い、連れて行ってあげてほしいと思います。
 あるいは、京都なんかよりずっと感銘を受けるかも知れません。


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