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にゃごにゃ小学校

本家(HP)作製のネタ、あるいは記事にするには寸足らずな話を日記兼用でアップします。

 アメリカでは、肥満率が30%を超えるらしい。イギリスなども多くて、23%。

これに比べると、日本はまだまだ少なくて、2003年のデータで3.2%。ただし、昨今話題になっている、隠れ肥満、あるいはメタボリックシンドロームの問題もあり、また最近徐々に肥満の人も増えてきているように感じる。実際、過体重の人は21.6%もいて、2006年現在、すでにこのうちの何割かは肥満になっているのではないかと思う。
 ちなみに、ここで肥満と呼んでいるのは、BMIが30以上。これは、身長174センチのにゃごにゃの場合で当てはめれば、91キロということになる。かなりの肥満と感じるが、それ以上の肥満度の人がアメリカでは30%を超えるわけだ。
 また、過体重の下限、25でいうと、174センチで75.7キロ。偶然だが、にゃごにゃが「これはやばい」とダイエットを始めた体重(75.3キロ)付近である。
 なお、日本では、25以上ですでに「肥満」と呼ぶ場合も多く、30以上だと重肥満とか高度肥満とかと言ったりする。また、25~30は肥満度1、30~35を肥満度2・・・なんて分類の仕方をしているところもある。
 WHOの示している標準体重は、BMI 22。にゃごにゃなら66.6キロとなる。



 アメリカについて言えば、アメリカ人はバカ食いするほか、甘味料の入った炭酸飲料をがぶ飲みするし、車大好きで教会のミサまでドライブインシアターよろしく、車の中ですませるくらいの横着だから、肥満は無理もないと思う。ここ数年以内にアメリカに旅行したことのある人にとって、肥満率30%も、過体重35%も、なんら驚くに値しない現実だろう。が、それ以外にも、運動不足にならざるを得ない要因がある。

 前に出張でワシントン郊外のモーテルに宿泊したことがあるのだが、このとき、レンタカーを借りていなくて、ワシントンまで出るのにどうしようかと悩んだ。一番簡単なのはタクシーを呼ぶことだが、アメリカに来てから買った地図を見てみると、どうやら地下鉄の駅まで2-3キロの距離、同僚と相談して、歩いてみようということになった。
 ところが、これがとんでもない間違いで、まず、道路に歩道がない。それどころか、日本の道路のような白線を引いた路側帯すらないのだ。車の走る道路があり、その端っこが切れたと思ったら、いきなり荒地になっているのである。それも、段差があって、とても歩ける状況ではないところが大部分。そもそも歩く人がいることなんか、まったく想定していないとしか思えない。
 このため、歩行者は完全に車道を歩いている形になる。幸い、交通量が少なくてよかったが、それでも車がくると、逃げ場がなくて、ほんとに恐ろしい思いをした。

 さらに、アメリカで売っている地図は、ものすごくいい加減。安全保障上の理由もあるのかも知れないが、車で道路を走る目的ならともかく、ハイキングなどにはとても使えた代物ではない。今なら、ネットでもっと正確な地図が見られるようになったが、当時は出張先ではそんな環境もなかった。
 実際、地図上で2-3キロだったはずの駅までの距離は、優に5キロを超え、2、30分もあれば着くはずの駅には、一 時間歩いても着かない。ようやく駅に併設した広大な駐車場が見えたときは、ほんとうにほっとしたものだ。

 これに加えて、人気のないこうした道路を徒歩で歩くことは、場所によっては非常に危険だ。交通事故ではなくて、強盗など犯罪に遭う危険性がかなり高いと思われるからだ。

 こういう事情を考えれば、手近なところにアスレチッククラブがあって、そこにまめに出かける元気と時間とお金のある人、あるいはたまたまジョギングや散歩を安全におこなえるよい環境に恵まれた人しか、日常満足に運動することもままならない。

 そのことを考えれば、なるべくしてなった肥満大国といえる。
 かなり構造的な改革をしないと、この問題は解消しそうもないと思われる。

【追記】


アメリカ肥満マップ(1985->2004)
各地で着々と増加する肥満率が恐ろしいです。

アニメ(Flash)版もあります。
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