にゃごにゃ小学校

本家(HP)作製のネタ、あるいは記事にするには寸足らずな話を日記兼用でアップします。

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 『ダイヤルMを廻せ』のリメーク版で、マイケル・ダグラスとかグウィネス・パルトロウとかヴィゴ・モーテンセンとかの出ているやつです。知ったかぶりしてもしょうがないのでバラしてしまうと、後の二人は顔は知ってますが、このようにすらすらと名前が出てくるほどは知りません。

 WOWOWでやってたのでいつものようにハイビジョン録画しておいてからプロジェクターで観ました。映像はとてもきれい でした。
 原題は、A perfect murder。まあ完全犯罪、と訳すのが適当だと思います。そもそも、ダイヤルMを意味するものなんて、映画のどこにも一切出てきませんので、旧作の貰い物の題名です。きょうび、廻すダイヤルなんかありませんから(笑)、さすがに廻せは外したんでしょうね。
 1998年だから、ちょっと古い映画です。

 これはネットで見ると、とても評価が低いです。その理由は容易に想像がつきます。
 一つは、ヒッチコックのダイヤルMを廻せ、のリメークという厳しい背景があること。私は旧作の方は観てないんですが、旧作のできがよかろうが悪かろうが、ヒッチコックである以上どうアレンジしてもけちはつけられます。
 もう一つは、サスペンスマニアたちの嗜好に合わなかったであろうこと。これはわかります。
 先にいうと、私と妻はものすごくこの映画、楽しめたんですが、どちらもサスペンスはしろうとです。マニアからすれば、子供騙しに見えたのかも知れません。前に逆の体験をしている私としては、それもわかるんですよね。
 以前、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が大ヒットしましたが、私のように多少、タイムトラベルものが好きでいろいろ読んだり観たりしている人間からすると、この映画、SFとして見ると、すごく子供騙しなんですよね。しかも仕掛けやストーリーのどれもオリジナリティがなくて陳腐。でも、ふつうの人から見ればものすごく楽しくて、それもわからないでもないんです。

 ただ、このダイヤルMについては、先が読めない面白さ(旧作を知らないからなおさら)、細かい仕掛けの意外性(とりわ け、押し入った男のポケットのキーの意味など)、そして、場当たり的、苦し紛れでありながら、マイケル・ダグラス演ず る主人公の男の見事なウソのつきぶり、どれも秀逸です。
 それに、各キャラクターの設定も面白い。
 あと、シナリオのセリフも、とても気が利いていて(例えば、浮気相手の男が、殺害を依頼した夫の詰問に対して、「芸 大の同級生に頼んだ」と答えるところとか)、うーん、と何度もうなりました。

 あえていえば、せっかくの仕掛けが中途半端で効いていないところがいくつかあった(刑事と夫人が外国語で会話すると ころとか)のと、結末がややあっけないところ。

 それでも、2時間を切る作品で、あれだけ厚みのある内容は見事だと思いました。
 サスペンスマニアとヒッチコック命の人でなければ、大抵の人は感心しつつ楽しめると思いますよ。

 あと、奥さん役のグウィネス・パルトロウはとてもきれいでチャーミング(ケイト・ブラシェットになんかよく似てますね)ですが、離婚の意志があるならちゃんと先に別れるべきで、浮気はいけませんよ、浮気は。その点、ちょっと同情しにくい部分もありました。
 まあなんの落度もない奥さんだったら、あまりにあんまりな話ですけどね。

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