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毒菜と独裁をひっかけているのはいうまでもありませんが…。
これまで中国政府は、サーバを通る言葉によりインターネット検閲を行い、国内からのアクセスをブロックしていましたが、その「金盾プロジェクト」と呼ばれるシステムは、さらに「進化」、クライアント側のIPを識別し、その履歴から政治的傾向を分析して、接続可否を判断して行くようになったそうです。
例として、あるクライアントは娯楽サイトにしかアクセスしないとすると、そのクライアントが「人権」という言葉で検索したり、たまたま人権サイトに接続しても、パスする。ところが、(中国が弾圧、虐殺してきている)チベットやウイグル族関係のサイトにアクセスしてからそうしたキーワードで接続しようとすると、遮断されるというのです。
クライアント側は、同じサイトでもつながったりつながらなかったりするので、ネットやパソコン、サーバの不調と感じて、気づかない場合が多くなるかも、とこの記事(産経)は紹介しています。
そこまでやるなら、だれがどんな履歴を持っているかで将来的に逮捕したり弾圧したりする挙にでることも十分考えられますね。日本のブログやサイトも、同様にデータ収集しておいて、日本を占領したら一斉に取り締まろう、と考えているかも知れません。くわばらくわばら(笑)。
で、毒菜の件ですが、夕刊フジに共同発でこんな記事が載りましたね(7/24)。
中国政府は2008年の北京五輪期間中、北京市に流入するキャベツやニンジンなどの野菜に、生産地などの追跡のための識別番号を付けると中国紙、新京報が報じた。
近年、中国産の野菜から農薬や土壌汚染物質が検出されたとたびたび環境保護団体が指摘していることから、安全性を確保するための措置。
「これで安全な野菜しか五輪の台所に入らなくなる」(新京報)としている。(共同)
ここまでしないと毒菜から安全でいられることはできない、と政府自ら認めているわけですね。
オリンピック期間に、関係者に限り安全を保証します、と言っているのも同然で、一般市民はもちろん、在中国外国人も決してうれしくない話です。
社員旅行で中国に行くことになっても、絶対に行くまいと常々思っているにゃごにゃですが、その考えは正しいとまたも証明されました。
「そんだけやっても、信用でけへんなあ」と、その「政府お墨つき野菜」すら信頼に値せず、とは某同僚の言葉ですが、いや、ごもっとも。