にゃごにゃ小学校

本家(HP)作製のネタ、あるいは記事にするには寸足らずな話を日記兼用でアップします。

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 昨年8月、会社で出店していた楽天市場から撤退して、Yahoo!Shoppingに切替えました。
 この件に関して、そのうち記事にしようと考えていましたが、数日前、夕刊フジに、楽天市場の儲け主義とそれに対する出店者の反発に関する記事が掲載され、これを機にまとめてみることにしました。


 うちの会社が楽天市場に出店したのは2000年。途中、販売する製品の関係もあり、いったん引き揚げましたが、その後再び出店していました。

 撤退したのは、楽天市場の顧客情報漏洩の騒ぎがあってすぐ後です。ただし、理由は事件そのものではありません。
 もともと、楽天市場のクレジットカードサービスは、「大丈夫かいな」とこちらが心配になるほどいい加減な方式で、お客がクレジットカードで買い物をすると、その店の情報ページにログインすると見られる注文ページに、クレジットカードの情報が表示される仕組でした。通常、販売店は、そのカード番号と購入金額で、電話を使ってクレジットカード会社に電話をし、利用の認証(オーソリといいます)を取ります。
 このクレジットカード情報は、ログインさえできればどの社員でも、あるいはパスワードを入手できた第三者でも自由に、いつでもアクセスできました。もちろん、その内容を手元にコピーすることも可能なわけです。
 その意味では、昨年以前に楽天市場で買い物をした顧客のデータは、今でも思わぬところに残っている可能性があります。

 そんな状況が続いているうちに、例の事件がおき、案の定だな、と思っていたところ、楽天市場から驚くような連絡が来ました。それは、一方的に、いついつまでに有償の楽天市場クレジットカード決済システムに加入手続きしろ、そうしないとクレジットカード決済はできなくなる、と通達して来たことです。
 このことについては、上記の夕刊フジの記事にも取り上げられています。

 確かに、もともと現状では問題があるのだし、ネットでショップを運営する以上、顧客保護の点からも当然必要な処置でしょう。ましてや漏洩事件が発生したわけですし。
 ただし、うちの会社はちょうど半年分の代金前払いで、契約延長したばかりでした。その時点で、楽天市場側としては、そのサービス内容を提供する契約上の義務があるはずです。にもかかわらず、メールで一方的に、経費の発生するシステムに移行しろ、そうしないともうクレジットカードは使えない、などと言い渡すというのは、あるまじき対応だと思いました。実際、記事にあるように、そのシステムを出店者に強要することで、楽天市場は、収入を伸ばしていたのです。
 こうした場合、最低限、現行の契約期間については無償かそれに準ずる条件でのクレジットカードサービス提供をおこなうべきでしょう。

 私は、楽天市場の体質に大いに疑問を持ちました。電話でクレームをつけましたが、お世辞にも誠意のある対応とは言えません。

 実は、もともとは楽天市場というのは非常に顧客対応のよいところでした。2000年当時、店舗情報の編集をするのに、WindowsでなくFreeBSD(Linuxですらない(笑))のNetscapeでログインしたところ、うまく動作しない機能がありました。そこで確認を依頼したところ、技術担当者が対応してくれ、数日で利用可能となったのです。
 今でも、Linuxどころか、WindowsですらIEでないとアクセスできないようにしている横着なメーカーサイトは山ほどありますが、FreeBSDなどという超マイナーな環境にも対応してくれたのです。これはとてもうれしかったのを覚えています。

 各店舗には担当者がついて、まめに連絡を取ってくれていましたし、また数十万の広告費のかかるメールマガジンに無料サービスで掲載してくれて、驚くほど売上が伸びたこともありました。
 しかし、そうした「よき楽天市場」は、わずか数年ですっかり影を潜め、記事にあるように儲け主義一辺倒に変質していったようです。私は、長い目で見ても決して利益にならないと判断し、撤退を決めました。せめてもの救いは、比較的すんなりと、残りの期間の利用料を返金してきたことでした。


 実のところ、店舗数が増え過ぎたのか、店のページの訪問数も極端に減って来ていて、当然売上も下がっていました。うちの会社の製品は、オリジナルで、別に他店と競合するようなものではないので、ネットショップの入口としてまともに機能していれば、基本的には売上がそれほど下がるようなものではないのです。にもかかわらず、楽天市場そのもののビジター数は長期的には増えているはずなのにこうした傾向が出るとなれば、なにか楽天市場、もしくは一部の店舗に有利なようにページ誘導が行われている可能性もあります。少なくとも、そういう結果を招くようなサイト構成になっているのは確かです。
 実際、出店料に見合う売上のある店はほんとの一握り、それに加えて人件費もかかっているのが実情と思います。

 今後、楽天市場がどうなっていくのか、興味深いところです。

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コメント

バイクのカスタムパーツを楽天で買ったんですけど、普通にクレジットカード決済してしまいました('A`)ウボァー
怖いわ、怖いわ。

だいじょぶ

昨年の秋以降なら、店舗からはクレジットカード情報にはアクセスできなくなっていますから、だいじょうぶです。

ただし、楽天市場の側のスタッフに悪意のある人物がいれば別です。これはまあ、どこでも同じですが。

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