にゃごにゃ小学校

本家(HP)作製のネタ、あるいは記事にするには寸足らずな話を日記兼用でアップします。

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 前の記事からむちゃくちゃ時間が経ってしまいました。
 これはにゃごにゃの怠慢ではなくて、会社の社内報製作担当者の怠慢です。
 少なくとも隔月で発行、という話だったのが、いつまで経っても次の稿の依頼に来なかったのです。

 それでもようやく次のを出すらしく、原稿依頼が来ましたので掲載します。

 もしかしたら今後は社内報は見捨てて、同期しないでブログ記事として掲載していくかも知れません。ともあれ、とりあえず今回分を二日に分けて掲載します。

 さて、どんな習い事でもそうですが、身に付けていく段階で、簡単な部分と、難しい部分があります。わかりやすい例として車の教習を考えみましょう。
 複雑な交差点や、交通量も人通りも多い裏道の運転などでは、ちょっとした周りの車の動きや車間距離、障害物、道路の広さ、視界の良否など、判断すべき材料が山ほどあり、その中で安全な運転を行うことは、ベテランやプロのドライバーにとっても簡単なことではありません。
 一方、アクセル、ワイパー、サイドミラー、ハイドロ・プレーニング、バイパーロック、フューエルフィルタ、シートベルト、ウインカー、車間距離…などといった用語については、初心者には繁雑なことかもしれませんが、努力すればまったく誤解なくきっちりとおぼえてしまうことは可能です。同じく、交通法規についても、それほど難解なものはなく、理解できるはずです。つまり、これらは「基本的に簡単」な部分と言えます。「基本的に」というのは、個々は簡単でも、量が多いと克服するのが楽ではないからです。

 路上教習に出ようという教習生が、こうした用語、例えば「そこではちゃんとウインカーを右に出して」とか「車間距離をとって」とか指示されたとき、ウインカーや車間距離という言葉の意味が曖昧では、とても満足な教習が出来ません。交通法規についても同様です。
 えてしてビギナーは、覚えるべきことがらの多さにうんざりして、なんとか楽できないかと考えがちです。その気持ちはよくわかりますが、しかし、こうした、「個々については難解ではない」「努力すれば完全に理解できる」項目については、徹底的に習得して、曖昧さを極力排除しておくことが実際には近道です。

 これを英語に当てはめてみるとどうなるでしょう。
 難しい部分の例としては、言い回しの微妙なニュアンスとか、同じ単語で前後の文脈により意味がまったく変わるようなケース、方言や表現の相手に与える印象(丁寧だとかよそよそしい、あるいはなれなれしいなど)の把握、日本語にならない表現、構文の難解な文章の翻訳、ネイティブについていく速度、といったことが挙げられます。こうしたことを理解してマスターしていくのはとても大変です。
 一方で、だれにでも努力で確実に習得できるものもあります。一つは単語であり、一つは基礎的な文法です。また、基本的な文章を丸暗記することも、困難なことではありません。

 こうした、ある意味単調かつ大量で骨の折れる作業は、しかし語学の習得には避けて通ることは出来ないものです。
 今回はまず、単語を増やすことについて考えます。

 一つのスタンスとして、いろいろ学びながら増やしていこう、というのがあります。確かに、読んだり書いたり話したり、をやっているうちに徐々に単語も増えていく、というのは事実ですが、しかしこれは、ある程度のボキャブラリーのある人の言えることで、単語力が貧弱な場合は、まずそれを一定のレベルまで強化しなければ話になりません。「ながら」で覚えるなんて横着なことは、初心者は考えてはなりません。
 また、「何百語で日常会話は間に合う」とかいった、甘い話は忘れること。何百かの単語で日常会話が間に合うのが事実として、自分が話すときはそれでよくても、相手も新聞もテレビも、その単語の範囲内で表現はしてくれません。それに、前後に知らない単語が混じると、知っている単語まで混乱してわからなくなるということも考えなければなりません。一つの文に知らない単語があってもなんとか理解できるのは、せいぜい1個、ぎりぎり2個まででしょう。
 そもそも、この連載のテーマは、『本当に使える英語習得への道』。そんな低いところに目標はおいていません。そうなると、やはりボキャブラリは必要不可欠な基礎体力と言えます。

 できることはしっかりマスターしておく、なぜ長々とこんなわかりきったことを書くかというと、みなさんは頭がよくてひねくれているからです。ただ、単語や文法をしっかり覚えましょう、といっても、そんなわかりきったこと、と言うだけで、素直には動こうとしないからです。

 実のところ、私自身、いくつくらい単語を知っているのかはよくわかりません。ですが、とりあえず、第一歩として、最低3000はマスターして下さい。それが嫌なら、退場していただいて結構です。基本的な交通法規を理解していない人は路上教習に出られないのと同様、単語力がない人に「使える英語」といっても絵空事になるからです。


後編につづく…
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コメント

(。・-・。)//""パチパチ

キャー q(≧∇≦*)(*≧∇≦)p キャー
なんと痛快なわかりやすい理論(*・・*) ポッ

Σ(゚ロ゚;ハッ!? σ(・・*)アタシなんかがここにコメントしてもいいのでしょうか
と思いつつ、感動してつい・・・

そーですよね~♪
にゃごにゃさんの足元にも及びませんが
σ(・・*)アタシも常に思っています。
中3の英語は、to不定詞と現在完了形と関係代名詞の3本立てがわかれば
60%くらいは理解できます。
あとは、単語力♪(熟語含む)
主語S+動詞V+おまけ 基本はこれだけよって言いたいです。
だけど、そもそも最近の学生はあまり本を読まないし
小学校からの国語がでたらめだから
せっかくの文法も、日本語の段階で沈没です(T_T)
英語を勉強して日本語の美しさを知る、みたいな部分もあるんですけどね。
あ、ちと逸れました・・・
次回を楽しみにしてますね。

【さすがrakuさん】

ほんと、rakuさんの言われる通りです。

英語とか勉強していると、あるいはネイティブたちとけっこう腹を割った話に熱中していくと、あらためて日本語はすごいなあ、と感じることはよくあります。

>> 小学校からの国語がでたらめだから
>> せっかくの文法も、日本語の段階で沈没です(T_T)
寒い話ですね。
よく言われるように、話すべき内容(=自分の内面)も国語力もないのに、英語だけ教えてどうするんだ、
というのは、切実に感じます。いわゆる、「英語の話せるサル」を生産しても仕方ない、と。

まあ、話してみて中身がないなあ、というのは、別に日本人に限らないんですけど、実は(笑)。

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