にゃごにゃ小学校

本家(HP)作製のネタ、あるいは記事にするには寸足らずな話を日記兼用でアップします。

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 社内英語のクラスで、教材にとなにげなく準備した、英語版Wikipediaのsuicide(自殺)が予想外に興味深い内容を含んでいるのに気づいた。日本の自殺者の多さは問題になっており、なんとなく自殺について知っているような気になってもいるが、実際は意外と知らないと自覚した。


 たとえば、キリスト教やイスラム教では自殺が禁止されていて、葬式を出してもらえなかったり墓にいれてもらえなかったりする場合があるらしい。また、社会通念上も、日本とは比較にならないくらい自殺は悪である。
 このため、自殺を事故や病気として処理する場合が非常に多く、統計に現れるよりはるかに多い自殺者がいる可能性が高い、という。

 ネット上で自殺を煽るようなサイトや、興味本位のサイトが多いのも問題になっているので、このブログでもこのテーマは慎重に扱う必要がある。どんな形にせよ、また私がそれを関知できるかできないかにかかわらず、自殺を実行するきっかけを提供するような事態は避けたい。少なくとも、まじめに考えていく。

 まずは、とっかかりとして、日本語版Wikipediaで「自殺」の項を見てみる。

 この中でも、「自殺に関する倫理観と自殺志願者の意見」の項は、昨今の自殺者に対する対応の難しさを感じさせる。


    『自殺をすることは良くないことであり、自殺志願者を全て救おう』とする動きが日本社会の一般的な理念である。しかしながら「自殺する事がなぜいけない事か。」という根本的な問いに対する明確で説得力のある論理的な答えが存在しないため、自殺防止を呼びかける人々の「生きていれば必ずいい事がある。」「死ぬ気になればなんでも出来る。」等の励ましは多くの自殺志願者にとって気休めにもならないという厳しい意見があり、精神ケアの難しさを顕著に示す例としても自殺は社会問題の一つとなっている。『自殺志願者を救いたい人々は自己満足のためだけに活動しているに過ぎない。』という志願者側の見解に決定的な反証が出来ない事も多く、カウンセリング成功への道のりは険しい。一方で自殺願望の念から立ち直った人から「どうしてあれほど死にたいと思っていたのかはっきりしない。」「理由なく、何故か死にたかった。」という意見も聞かれ、根本的な原因の追究と解決の難しさを表しているといえるだろう。


 『「自殺する事がなぜいけない事か。」という根本的な問いに対する明確で説得力のある論理的な答えが存在しない』という状況は、先進国の中では際立った傾向かも知れない。実質的に、国民の大半が無宗教であることに起因することは疑いない。
 ずいぶん前に亡くなった私の曾祖母は、晩年、死にたい、死にたいとよく口にしていたらしい(同居ではなかったので伝聞)が、「自殺すると地獄にいくから」と、自殺だけは決して考えたことがないようだった。

 平均的日本人にはわかり辛い部分もあるが、自殺したら葬式してもらえない、墓に入れてもらえない、というのは、魂を救ってもらえない、ということになり、つまりは地獄行きかそれに類する環境に死後おかれることになるのだから、大変な抑止力になることは間違いない。

 上記のWikipediaの記事を読んで思うのは、「死にたいと思い詰めている人に有効な説得手段はないに等しい」ということで、そうすると、対症療法ではなく、そうなるまえ、あるいはそういう状況から脱するための体質改善療法でないと役立たないということがわかる。
 『私はこうして自殺を思い留まらせた』みたいな話があちこちに実在するようなら、その分野でマニュアルあたりが出ていてよさそうだが、それがないということは、やはり小手先の方法ではどうしようもないということだろう。



コメント



レミングス (社会の底辺)
2005-12-06 23:30:03

わたしもBLOG内でよく
「軽く死にたくなる」
などと記する事がありますが、
ふとした瞬間に死にたくなる時があります。
もちろん、寸前で思いとどまっているので今が在るのですが、
あとで振り返ってみると、にゃごにゃさんの記事中にもあるように
「なんでそんなふうに思ったのかわからん」
と言う感じで、たまに思うのが

「本能」

じゃないかな?と。
体力もそうですが、気力が大きく落ち込んだときに
発作的に死にたくなったりします。
鬱の後遺症かもしれませんが、
わたし個人としては結構深刻です。

気力が落ち込むと、免疫力や生命力が落ちるので、
生きていく事を本能的に放棄しようとしてるんじゃないかと。

特に、今は発作的に死にたくなったら死ぬためのモノは
電車
自動車
高層建築物
と町中に溢れています。

ただ、実際に実行に移してる人の自殺方法は
首つりなんかが一番多いように思います。
その準備段階で思いとどまらないのはやはりそれなりの覚悟と決意があっての行動だと。

そう言う人たちは、わたしのように発作的にという行動とは考えにくいのです。
そんな人たちに
「死ぬ気になれば・・・」
なんて止めを刺しているようなもんです。
一番良いのは話を聞いてあげるのが一番なんでしょうね。
頭が良い、理解力のある、人の考えに口を挟まない
一見YESマンでありながら、強烈な指導者的な人格の人が。

実際、どうにもならないなんて思っていても、
意外な程簡単な解決法が転がっている事は少なくないでしょう。

ただ、難しいのは、そう言った人たちは他人に相談できないから悪い方向に悪循環していって最悪の結果を生み出すのでしょう。

ぶっちゃけ、死にたい奴は死んでもいいと思います。
ただ、人に迷惑をかけるような死に方をするなと言いたい。
とくに子供を巻き込んでの無理心中。


不適切な言葉が多重に含まれています。もしアレなら削除して頂いて結構です。

長文失礼しました。



さまざまな形 (にゃごにゃ)
2005-12-07 12:36:33

底辺さん、リキの入ったコメント、ありがとうございます。

私もこの記事を書いているとき、底辺さんのことを思い出していました。といっても、底辺さんと自殺を結びつけたわけではなくて、そういう人から相談を受けることも時々あるのでは、という意味でです。

>> 「死ぬ気になれば・・・」
>> なんて止めを刺しているようなもんです。

私もそう思います。

>> 一番良いのは話を聞いてあげるのが一番なんでしょうね。
>> 頭が良い、理解力のある、人の考えに口を挟まない
>> 一見YESマンでありながら、強烈な指導者的な人格の人が。
おお、やっぱり底辺さんのことだ(笑)。

>> ぶっちゃけ、死にたい奴は死んでもいいと思います。
>> ただ、人に迷惑をかけるような死に方をするなと言いたい。
>> とくに子供を巻き込んでの無理心中。
そうですね。「せめてそれだけは」と言いたいです。
飛び込みみたいに何万人もの人に迷惑をかけて自分のために死ぬ、というのも。

結局、「自殺」という言葉で一くくりにできるほど、自殺者の状況も発想も単一的ではないのでしょうね。

また、欧米だと、自殺を考えるほど追い詰められた人は、自分を殺すより他を殺す方向にいく場合が多い、ということもあるようです。



ヾヾ(*^▽^*)〃〃おはよございます (raku)
2005-12-09 05:08:37

さっきまで調子がよかったのですが
またkey操作が不調になってしまい
書きたいことが思うとおりに書けないので
この話題についてコメントしようと思いましたが
また出直してきますね。

σ(・・*)アタシの生徒の中にも
実行に移してしまう子がいたりして
そういう場合の対応には
本当に注意を要します。

σ(・・*)アタシもその子達の先輩として
同じ立場で考えるようにはしていますが・・・・
またお邪魔させていただきますね



先輩 (にゃごにゃ)
2005-12-09 12:24:00

>> ヾヾ(*^▽^*)〃〃おはよございます
rakuさん、いつもお元気ですねえ。うらやましい(^^;;)。

>> またkey操作が不調
あらら、大変ですね。

>> σ(・・*)アタシの生徒の中にも
>> 実行に移してしまう子がいたりして
>> そういう場合の対応には
>> 本当に注意を要します。
そうか、先生の場合は、そういう機会も多いだろうし、ほんとに責任重大ですね。

人生の先輩としての、貴重なアドバイスをしてあげてください。
それでも逝っちゃう子は、底辺さんの言われるようにあきらめて
ひきずらないようにしてくださいね。

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