にゃごにゃ小学校

本家(HP)作製のネタ、あるいは記事にするには寸足らずな話を日記兼用でアップします。

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 最近、同居して面倒を見ている義父が、いやらしい視線や言葉を投げかけて来たり触ったりするので気持ち悪い、と悲鳴をあげるお嫁さんの話を聞くことが増えて来た。そういうエロじじいが、間違いなく増殖しつつあるようだ。
 高齢になっても元気でいいことだ、などと冗談でも言える状況ではない。介護がないと下の世話もおぼつかないような老人までが同じようなふるまいをすると聞く。

 歳をとれば、身体は衰えても精神的には円熟味を増し、言葉を交わしてみればさすが人生の先輩だけのことはある、と感じさせてくれる老人になり、人々に貴重な助言を与えるとともに、若い人達からの敬意も受ける、というのが本来の人間のあるべき姿だと思うのだが、このごろでは、70を越えたいい年の老人が、あきれるほど程度の低い犯罪を犯したりするようになってきている。精神面ではあきらかに幼稚な老人が増えている。

 ちょうど敗戦の頃子供だった人達で、戦前までの大家族制度が破壊されたり、道徳教育がきちんとおこなわれなくなったりしたというのは間違いなく大きい。そのあたりを境に、人間の器というのがガクンと小さくなっているように思えるからだ。当然私達の世代、それより若い世代も含む。
 「立派になられましたね」と言われ、なかなか人間として向上できていない、との謙遜の意味で「いえいえ、馬齢を重ねております」などと言ったりしたものだが、今は牛馬以下の精神生活を送っている人達が多いのだろう。

 上記のエロじじいについて言えば、このところの無軌道な情欲礼賛の風潮が大きいことは確かだ。胸がよく発達しているというだけで、小学生の女の子をスター扱いして、節操のない大人達の性欲の対象にして恥じるところがない。それを見て欲情する大人達も大人達である。
 若いときには確かに、生理的に強烈な肉欲を感じてしまうのはある程度、やむを得ないことだ。しかし、いつまでたっても、煽情的な写真やドラマ、記事などにうつつを抜かして、自分の心を野放しにし、心の中に下卑た自分をせっせと育てて来ると、間違いなくエロじじいとなる。
 こうなると、角質化した厚い皮膚のように心は柔軟性を失い、年寄り特有の頑固さを抱えた、グロテスクで軽蔑と嫌悪だけを受ける色気違いになってしまうのだ。ふと我に返ったとしても、長年積み重ねて来た情欲・色欲・愛欲志向の心は、もう自分ではどうしようもなく、自分の下品さに吐き気を催すほど嫌気がさしても、身体の芯がむらむらと疼き、「女」および「女的」なものを見聞すると、条件反射のように反応してしまうのである。
 もはや、晩節を汚すというレベルですらない。

 そうなる前に、自分の心を野放しにしない生き方が大切だ。なにが本当に重要なことなのか、考えてみる必要がある。若いとき、もっとも軽蔑した醜悪な老人に、自分がなったと気づいてからではまったく遅いのである。
 このことは、心の中も含めて、自分の情欲を抑制する努力をしていない人はすべて、よくよく考えておく必要があると思うのだ。



コメント



Unknown (社会の底辺@ネガティブバージョン)
2005-11-25 18:04:50

老人、特に目的もなくブラブラしてるリビングデッドなお年寄りは本能に忠実になっていくようです。
これは周囲の人間にも問題があるんですけどね。
幼児還りもあるんですが、『年寄りだから』って理由で家事とか取り上げちゃいますからね。昔の年寄りって腰が曲がっても鍬持って畑に出てたりしてたんですがね。
以前老人ホームに出入りしてたときに聞いた話ですが、里芋一個の大きい小さいで殺し合い寸前までなるそうです。あっちの方もおさかんでホームの中で取り合いとかあるそうで。考えてみるとそんな事でしか生きている事を実感出来無いのかも



クロス (にゃごにゃ)
2005-11-25 18:12:04

なんたる偶然、ちょうど底辺さんのブログを読んでいるときにコメントのメールが入りました(^^)
この記事をアップしたとき、ちょうどgooブログの最新投稿リストがスナッチャーさんと隣合わせだったというとんでもない確率の偶然がありましたが、今日はそんな日?車にぶつからないように気をつけます(笑)。

現代社会では、老人であること自体が敗北者みたいなところがあるので、老人も確かに幸せな人は少ないでしょうね。

でも、底辺さんのように、仕事でいろんなお客さんから相談を受けるような「徳」があれば、けっして上記のような老人になることはないんだろうに、と思います。

しかし、リビングデッドって、面白い言葉ですね。



つまり (おかやま)
2005-11-26 03:37:36

俺の晩年はエロじじい決定ですか…orz

えーさて、確かに非常に困ったお爺ちゃん増えてきとりますよねー。
近所にも何がご不満なのかとにかく大声で文句を言いまくるお爺ちゃんがいて、こないだは小学生の登校の列に文句吐いてたのを見てかなり頭来ました。
孤独なのかなーとか思います。



数年後 (にゃごにゃ)
2005-11-26 10:56:55

>> 俺の晩年はエロじじい決定ですか…orz
まさか。おかやまさんの節度ある精神生活は、実りある晩年を保証してくれることでしょう。
おかやまさんの場合、超売れっ子ライターになっている数年後(もしかしたら数ヵ月後?)からが勝負でしょう。たいていのことが思いどおりになりますから、そこでエロじじいまっしぐらになるのか、いいひとを見つけて平和で調和された家庭の幸福をめざすのか。
私は後者だと確信しておりますが。

>> 確かに非常に困ったお爺ちゃん増えてきとりますよねー。
底辺さんも幼児還りと書かれてましたが、社会的な責任から解放され、仮りに建前でも自分を律っさなければならなかったという機会がなくなり、しかも頭の老化も進むと、理性がきかなくなるようです。
孔子さまも「七十にして心の欲する所に従へども、矩を踰えず」と言われましたが、その「心の欲する所」がどこにあるかがストレートに出るわけです。
それを作っていくのが若いときなんですよねえ。



エロじじい代表、来ました! (JJ)
2005-11-27 13:40:17

本当にセクハラなら困ったものですが、
多くはお嫁さんの『尺度の問題』ではないでしょうか。

たとえばJJがエロ光線を発すると、
「いやらしいスケベじじい!」となりますが、
初老でもナイスガイの俳優なんかが同じ光線を発しても、
また違う反応になってしまうのも、
当然といえば当然の事だと思います。

エロじじいは、
お嫁さんの『エロいと感じる尺度』を知ることが大切ですし、
単なるエロじじいから脱皮する自己啓発が必要ですね。

反対にお嫁さんは、
どの程度エロじじいを理解し、受け入れているかです。
「結婚したのはー、彼氏とだしー、
ジジイとババァはうるさいだけでウザイ」
と少しでも思っていたら、じじいからの視線は全てエロ光線になっちゃいますね。

実の父親にだって洗濯物の下着を見られたくないのですから、
義理の父親が縁側で日向ぼっこをしていたら、
庭に干した自分の洗濯物は、すべてエロ光線に犯されているわけです。

昔からあったことなのでしょうが、
今の時代は、お嫁さんが我慢をしなくてよい時代ですから、
こういう同居問題の難しい一辺も出てくるのでしょうね。



むむ (にゃごにゃ)
2005-11-27 21:57:37

いつもながらJJさんの視点が深くて、コメントに悩みます(^^;;)。

一般的にはそうだと思うし、また「最近の嫁」は義父母を親と思う気持ちのないひとが増えてますね。実の親の面倒も「とんでもない」という人が増えてますし。

ただ、私の知っている実例は、どれもほんとによくできた、そして実の親のように尽くしているお嫁さんたちなんですよねえ。もちろん心の底まで分かるのかと言われれば反論はできませんが。

まあ、冷たい嫁なら心を許すこともなく、愛すべき嫁だからへんな好意をもって変な目を剥けるということもあるのかも、と思いますが、それって情けないです。

いずれにしても、主旨は、そういうケースが増えている、ということより、人間として心を野放しにしない、ということでした。
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