にゃごにゃ小学校

本家(HP)作製のネタ、あるいは記事にするには寸足らずな話を日記兼用でアップします。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 もう古い映画(1987年)となりましたが、公開時アメリカと日本でかなり話題になった、「危険な情事」という映画があります。これは、DVD化がなぜかかなり遅れていましたが、一昨年、無事にDVD版も登場しました。


 話は、マイケルダグラス演ずる、美しい妻と可愛い娘のいる有能な弁護士ダンが、ゆきずりで出入りの出版関係の女性アレックス(グレン・クローズ)と一夜の関係を持つが、それが一夜の関係で済まなくなる、という怖い話です。
 レンタルショップなどにあると思いますので、観たことのない方はぜひ観てみて下さい。損はしませんよ。

 で、先日、この映画が、教材として使えることがわかりました。生徒は、立派な妻子ある男性。

 私の知人ですが、非常にもののわかった人で、人格も円満、家庭も円満、かわいい娘も息子もあり、仕事も超一流企業でバリバリやっているビジネスマンです。が、彼がどうしたことか、職場の若い女性に接近しはじめたのです。最初はいろいろ相談に乗っていたが、そのうち互いにだんだん、あらぬ好意を持ち始めた、というよくあるパターンです。
 つい先日も、「悩みごとの相談を受けるうちに親密になり…」女子生徒と関係して馘になったあほな教師もいました。

 浮気(というか姦淫)は、七重の大罪といわれます。その罪が個人、家庭、社会、国家、人類、宇宙、神にまで及ぶからだそうですが、そのことも重々承知で、ぐらぐらと揺れています。友人の私としてはほおっておけません。というか、相談して来たのは彼の方ですけどね。

 彼は、上記のようにほんとにもののわかった人なのですが、理性と感情(それに性欲?)は彼ほどの人でも別物らしく、かなり揺れ動いています。そして、いろいろ話を聞くうちに、彼が女性全般に対して抱いているイメージが、ずいぶんと拙いことがわかったのです。
 若い男性にありがちですが、天使にも悪魔にもなる女性の二面性というものをまったく知らなくて、女性はみんな素直で可愛い天使だと思っているのです。また、未婚の男性の中には、相手の女性の性格がどうあれ、男の側が誠意と愛情を持って接すれば、ちゃんと素直に慕ってくれるものだというとんでもない勘違いをしている人がよくいますが、彼はそうした若輩者と、ほぼ同じ解釈をしているようです。
 どうやら私と違って、これまで女性のそうした怖い面を見聞する機会がなかったようです。奥様もとてもできた方ですが、それが今回の場合、災いしています。

 んで、「いくら言ってもわからないなら」何が何でも、とうちに連れて来て、「危険な情事」の上映会です。彼は、驚き、凍り付いてましたね。でも、さすがに経験豊かな彼は、私の補足の言葉なども併せて噛みしめ、映画が絵空事ではなく、実際にあり得ることだというのをかなり理解できたようです。
 とくに、何の落度もない家族を巻き込むという事態が、かなりショックなようでした。

 幸い、彼はまだ一線を超えていませんでしたので、徐々にではありますが、立ち直りつつあるようです。コトがもちあがってから、ずいぶん時間を要しましたねえ。

 それにしても、よくできた映画というのは、このように思いがけない場面で教材に使えるものだと、感心しました。あれやこれや口で言うより、映画というシミュレーションの世界を映像化したものを観てもらう方がはるかにてっとりばやく、かつ説得力があるのです。

 これとは別に、浮気相手に職業までボロボロにされる哀れな男を描いた、「不信のとき」というすぐれた日本映画もあります。これも近々、彼に観てもらう約束になっています。

 正直今回、ここまでストレートに意図した効果が得られるとは思っていませんでした。もちろん、観る側にもそれなりの知性と判断力、そして想像力が必要で、そうでなければ「単なる作り話」という解釈から先には進めません。
 しかし、やはり自分の体験している部分と重なるところが多いと、実際にそういう事態になることもあるかも、と冷汗を流すことも可能になります。
 私の映画好きが、意外なところで人助けに役立った経験となりました。



コメント



やべー (おかやま)
2005-11-23 05:15:51

何て大人な渋い記事なんだ。
「わーいガンダムのゲーム楽しいぜー」
なんて、毒にも薬にもならない記事を書いて喜んでいるお馬鹿な誰か(俺)に爪の垢でも煎じて飲ませてやってください(笑



バランス (にゃごにゃ)
2005-11-24 08:51:37

>> 毒にも薬にもならない記事を書いて喜んでいるお馬鹿な誰か(俺)に爪の垢でも煎じて飲ませてやってください
ゲーム記事、むちゃくちゃおもしろいです(笑)。

おかやまさんは、仕事のダブルオファーで断りを入れなければならないほどのスゴ腕プロのライターですから、私のように作文べたの書いた何の工夫もない文章が新鮮もしくは渋く思えるんですねえ。
三つ星レストランのシェフがお茶漬けの味にほっとするような感じ?ちゃう?



女は恐ろしいです (R)
2005-11-24 13:43:45

ほんとに、女は恐ろしいです。
裏ぎられた瞬間に好きな人が世界一憎い人になりますからね。
私も何度、一線を越えようかと考えたことか…。




こ、怖い (にゃごにゃ)
2005-11-24 13:48:48

Rさんのように若くてきれいでかわいらしい女性にそういわれると、あらためて怖くなります。
越えようとした一線って、いったい何なのか、聞きたいような聞きたくないような…。

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

Name
Title
E-mail
URL
Comment
Password
※入力しないと編集・削除ができません
 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事へのトラックバックURL

http://questkpax.blog51.fc2.com/tb.php/413-114f499d

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。