にゃごにゃ小学校

本家(HP)作製のネタ、あるいは記事にするには寸足らずな話を日記兼用でアップします。

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先日の記事で紹介したマスクが到着しました。現在うちにある国産のマスクとほぼ同じタイプですが、まったく遜色はありません。また、気にかかっていたB.F.Eですが、ちゃんと99%以上となっていました。一部サイトでのデータの方が間違っているようです。
 基本的には、安心して購入していただいていいと思います。わが家も、5箱、250枚を確保したので、マスクに関しては「備えあれば憂いなし」の状態になりました。

 さて、鳥インフルエンザが現実のものとなれば、世界で億単位の人が死亡する、と予測されていますが、なにがそんなに被害を大きくするのでしょう。また、それに対する対策はとれないのでしょうか。いったい、何が問題でこんなに大騒ぎしているのでしょうか。

 鳥インフルエンザが、新しい型のウィルスであるため、ほとんどの人に抗体がなく、また有効なワクチンもないため、被害が大きくなる、というのは、だいたいの人がおぼろげながらでも理解していると思います。
 体内で抗体ができるのにはだいたい2週間くらいかかります。抗体ができれば、ウィルスを殺すことができるので、症状は快方に向かうわけですが、それまで体力がもたなかったり、合併症を併発したり、こじらせてしまったりしたとき、命にかかわって来ます。

 すでに流行したことのあるインフルエンザについては、抗体をもっている人が多いし、ワクチンがあります。また、だいたい毎年、流行予測というのが立てられて、それに基づいてワクチンを始めとする医薬品の用意や、接種が行われます。特に、肉体的に人生経験の短い幼児、児童は、抗体を持たない場合が多いので、流行前のワクチン接種は重要です。

 さて、今回の鳥インフルエンザは、なんのかんのいってもまだ、人間に感染する形に変異し切っていません。このため、ワクチンを作ることができないのです。鳥インフルエンザで亡くなった人からウィルスを採取して作れないかというと、ワクチンそのものは作れます。しかし、いざ人感染のウィルスが登場したとき、そのワクチンが有効だという保証はないのです。こんなもの、作るわけにはいきません。

 一番の問題は、このワクチンです。
 いざ感染と流行が始まり、そしてワクチンを作るということになったとき、どのくらいワクチンを作るのに時間がかかると思いますか。受精卵を使って作る現在の方法では、だいたい9ヵ月です。9ヵ月ですよ。
 卵に受精させてから、まず11日待ち、その胚にウィルスを注入します。それからその胚が感染し、その中でウィルスが増殖するのを待ちます。十分増殖したら、細胞膜を破壊して内部を取り出し、ウィルスとできた抗原以外の不純物を除去し、それからウィルスを化学的に弱らせて人に感染できないようにします。
 一人の服用に必要なワクチンをつくるのに、卵が1個から2個必要で、その一つ一つに、この手順を適用しなければなりません。数百万のワクチンには数百万個の卵が必要なわけで、またその手間と必要な設備を考えると、今回のように世界的規模になって来た場合、ちょっとやそっとの期間では必要なワクチンが揃わないのは容易に想像がつくと思います。

 アメリカでは現在、30億ドル(3600億円)の予算を計上して、新しいワクチンの製造手段の開発促進を試みようとしています。具体的な例の一つとしては、卵の代わりに、猿などの哺乳類の腎臓の細胞を使って作るなどといった方法です。
 ただ、この予算は、すでに多くの機関で進められている研究にまず広く投資し、そしてそのうちで見込みのありそうなものにさらに援助する、という方式であり、あくまで企業や研究期間に対する後押しに過ぎないともいえます。はっきりと有効な実用技術が開発できそうだという見込みがあるわけでは決してありません。
 哺乳類の細胞を使う方法にしても、非常に高価な上、まだ大量生産できるレベルには達していません。また、だからこそ膨大な額の研究費を使って、開発を急がせようとしているわけです。しかも、まだこの予算は議会を通過していなかったと思います。

 さて、そうして作ったワクチンは、あくまで人間のためのトレーニングプログラムに過ぎません。弱められているから直接感染はしませんが、人間の体内で免疫機能が働き、有効な抗体ができるのには、既述のように2週間必要。つまりワクチン接種から2週間の間は、本物のウィルスに感染すると、ワクチンを接種していない人と同様にインフルエンザにかかり、発病してしまうのです。
 こうして、食い止めきれないうちに爆発的に感染が拡がる、というのが現在の予測です。

 ワクチンが最初のアウトブレイクに十分な力を発揮でないならば、どうするか。ワクチン以外にウィルスの増殖を抑えるタミフルという薬品があり、対抗策の切札として厚生労働省は2500万人分の確保を目指しています。が、これはご存知のようにとても強い副作用が問題になっているのと、そもそも十分な量を確保できるかどうかも不確かな状況のようです。

 ウィルスが体内に入ると、抗体がない限り病気になるかというと、実はそうではありません。抗体なしでも、例えばマクロファージなどの抵抗力の機能は、ウィルスをまるごと食べてしまうことできますし、抗体ほど効率良く対抗できないまでも、白血球などさまざまな免疫機能は、ある程度までのウィルスは撃退することができます。
 そこで、前にとりあげたように、マスクでのウィルス侵入防止、手洗い、うがい、規則正しい生活や食事による体力低下の防止が効いて来るわけです。

 だれかがくしゃみして、100万個のウィルスがあなたに殺到したとき、B.F.E 99%のマスクをしていれば、1万個の侵入に減らすことができます。まめにうがいすれば、のどの免疫機能が活性化する他に、表面に取り付いて体内に侵入しようとしているウィルスのうちのかなりを洗い流すこともできます。手洗いの励行は、あちこちに付着した大量のウィルスの体内侵入の量を劇的に減らします。

 目に見えないし、即効で体感することができないのですが、だからといって決して怠ってはなりません。こうした注意は、体にとって大きな違いとなって来るのです。

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