にゃごにゃ小学校

本家(HP)作製のネタ、あるいは記事にするには寸足らずな話を日記兼用でアップします。

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 うちの会社は、職場としては完全に男女機会均等といえる環境で、採用、仕事、待遇には差別はないといえます。もちろん、産休とか生理休暇とか、そういう女性固有の問題についてはちゃんと配慮した制度になっていますし、また、これは社風というべきですが、やはり一般的には女性社員には甘いというか楽をさせる、言葉が悪ければ気づかいするという傾向があるのは事実です。


 ですが、女性正社員の数は、男性に比べて圧倒的に少ない。なぜか。一言でいうと、仕事がきつくてみんな辞めてしまうから。

 ソフトウエアの開発をしている会社ですが、受託の仕事が主です。受託というのは、プロジェクト単位で仕事を請けて、リーダー以下社内および協力会社のメンバでプロジェクトチームを構成し、責任を持ってシステム開発をするということです。
 受託でないソフトウエアハウスの業態には、派遣というのがありますが、こちらは、作業指示を受けて、それをこなすという限定的な責任での仕事となります。うちの会社に来てもらう協力会社の人達も、みんな派遣です。この中には女性もたくさんいます。
 しかし、受託となると、リスクも責任もとても大きく、また管理事項も多くあります。それゆえストレスも大変なものです。

 一プログラマとして、一メンバとして作業している間はそうでもないのですが、プロジェクトの準リーダ、あるいはリーダとしての責任を負うようになると、負荷も作業の質も、まったく異なることになって来ます。このあたりで、耐えられなくなって辞めてしまう女性が大半なのです。

 しかし、ごく一握り、一般の男性社員並にばりばりこなしている女性もいます。彼女の場合は、準幹部クラスの役職で、技術力も高く、客先の信頼も厚いものがあります。人格も極めて円満、けっして後輩をあごで使ったりはしません。
 彼女は結婚していて、すでに子供もありますが、ご主人の協力も得て引き続き、腕を発揮しています。

 そして、現在二人目を妊娠中。体が動く間は現場で、という本人の意向で、今もプロジェクトを任されています。
 ところが、そのプロジェクトに火がつき始めていて、かなりしんどい状況になっています。リーダーにとって、プロジェクトが撚れ始めることほど怖いことはなく、大変なストレスとなります。
 彼女はスキルも高く、意欲も満々、そして経験も豊かですが、それでも遅れが顕著になっている一定規模のプロジェクトをマネージするのは大変な負荷です。もちろん、会社としても、なるべくそうした負荷がかからないポジションにおくよう配慮はしてきていたようですが、この状況になると、技術的な専門性と難易度が高いだけに、簡単に代打を立てたり作業を軽くしたりというのは不可能なのです。

 私も含め、上司たちは胎教の大切な今の時期、そういう状況になってしまっている彼女を非常に気遣っています。しかし、こればかりはどうしようもない。どうしようもなくても、本人にとっても生まれて来る子供にとっても、胎教というのは極めて重要だという事実もまた、動かせません。
 そうしてみると、やはり無闇に男女平等というのもどうかと考えてしまいます。人によって価値観は違いますが、やはり自分も子供も健康に出産することの優先度は、仕事より高いはずだからです。男女で役割が違うのです。

 彼女のプロジェクトがうまく問題解決できることを祈っています。



コメント



酔っぱらい来ました! (JJ)
2005-11-10 13:07:57

男性と女性とでは、機会は均等ですが、
平等ではないと云うことですね。



役割 (にゃごにゃ)
2005-11-10 14:55:17

>> 男性と女性とでは、機会は均等ですが、
>> 平等ではないと云うことですね。
そうですね。上下とかいい悪い、ではなくて、役割というものがそれぞれにありますから。

子供を産むという仕事を、させられるのが不平等と感じるのか、できない(つまり男であること)のを不平等と感じるのか、ということもありますね。子を成した女性の喜びなんて、逆立ちしても我々には体験できません。

ちなみに、彼女が苦しい立場になっているのは、部下の男性社員のドジが主因のようです。



出産だけは、 (らく)
2005-11-12 10:03:14

こんにちは。
産休が社会的にもっともっと浸透して、6ヶ月くらいからさっさと円満に産休入れるようにならないかな~と思っております。もちろん復職も円満にできる社会
「ぎりぎりまで現場で」って頑張らなくてもいいくらいの雰囲気に、いつかならないでしょうかね



雰囲気 (にゃごにゃ)
2005-11-12 16:42:53

らくさん、こんにちは。
>> 復職も円満にできる社会
>> 「ぎりぎりまで現場で」って頑張らなくてもいいくらいの雰囲気に、いつかならないでしょうかね
ほんとにそうですね。
彼女の場合も、今回は迷惑をかけてはいけないと、妊娠がわかった時点で退職を申し出ていたんです。
でも、ほんとうは続けたいのがわかっていたし、またその能力ももちろんあるので、会社の側から翻意を促して、産休という形にしたんです。
それはそれで当然なんですが、その分やはり責任を感じて、がんばらなければ、というふうになっている部分はあると思います。らくさんの言われる、「雰囲気」ですよね。もちろん会社の側から求めているものではなく、うちの職場の場合は彼女自身のけじめ、みたいな要素が強いのですが…。

まあでも、苦しい状況でも彼女が淡々と明るく対処しているのが救いです。

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