にゃごにゃ小学校

本家(HP)作製のネタ、あるいは記事にするには寸足らずな話を日記兼用でアップします。

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 やや脱線するが、フリー百科事典のWikipedia(ウィキペディア)に、ラーメン二郎は掲載されているのか、と興味を持って検索してみると、ちゃんと掲載されていた。まあ、サイゼリアが載っているのだから、アノ二郎が載らないことの方がおかしいのだ。
 ただ、まだまだ書き始めといったふうで、池二(池袋二郎)も載っていない。ネットに造詣の深いジロリアンたちによる記事増強を期待したいところである。そう、ジロリアンという言葉自体が見出しになるくらいに。

 ところでこのシリーズ、今回がその3である。全2回なら前編・後編、3回なら前・中・後で事足りる。だが、その1で始めてしまった以上、その4までは書かなければならないのか!?
 って、別にわざと引いているわけではないのだが、ビジターからこうも引いている引いていると言われると、もっと期待に応えなければならないのか、というような気にもなってくる。いくら引いたところで、原稿料が入ってくるわけではないのだが。

 さて、あほな脱線はこのくらいにして本題に戻ろう。

 前回、待ち時間について書いた。実際、予想よりもはるかに長く、たまたま巡り合わせが悪かったということもあると思うが、ほぼ20分待たされた。私より後から来た人のところに先に出されるということは起きなかったので、オーダーが通ってないとか順番を間違えているとかいったような余計な心配はしなくて済んだし、また率直に言って、まだ空腹にはほど遠いコンディションから言えば、1分でも遅いほど、勝利のチャンスは増えて来る。その意味ではありがたい。それにしても、ただラーメンが出てくるのを待つには、20分はいかにも長い。
 調査では、だいたい料理が出てくるまでに待てる時間の限度というのは平均して16分くらいということなので、少なくともそれは超えていた。さらに、話し相手となる連れもおらず、初めての道は遠く感じるのと同様、初めての店では待ち時間は長く感じる。ましてや二郎である。特別な緊張感もある。
 二郎のように、高級店ではなく(したがって回転が大切)、しかも文字どおり行列のできるラーメン屋で、ここまで時間をかけて作るというのは、やはり驚きに値する。平均的な待ち時間がどの程度なのかも興味あるところだ。ただし、今回のように待ち行列のできていない状態では、5分やそこらで出てくるはずもない、というのは後で理解できた。
 ちなみに、行列のできるラーメン屋、というのは、二郎の状況を表すには適切な表現だが、なぜか二郎に関しては似合わないような気がするのは、私だけか。二郎の客と二郎の関係は、行列のできるラーメン屋に並ぶ客とラーメン屋の関係とは相当異なっているような気がするのだ。

 独自の文化とマナーが厳然として存在する世界において、このように「待ち」「進展なし」の状態が長く続くことは、挑戦者にとってはなかなか辛いものがある。ただ、観察対象には事欠かず、その意味ではただなにもすることがなく放置されたという感覚はまったくなかった。
 前回紹介した、向かいのカウンターのカップルにしても、どのくらい前から来ていたかは知らないが、私が来てからもしばらく待たされていたし、二郎が来てから食べ終わるまでにも結構時間がかかっていた。だから、私の待ち時間のほぼ全期間にわたって、私を「楽しませて」くれていたのである。

 それとは別に、店のバイトの女の子(例のおたくっぽい人)の行動が、少なからず私を不安にさせた。
 最初、カウンターについて食券を台の上においた私のところにコップ水を持ってつつーっと近付き、食券をのぞきこんで、奥の厨房にオーダーした。それはまあ、ごく自然の行動であり、彼女の視線がたとえオタクっぽくても、気にすることもない。しかし、次の行動は多少私を混乱させた。
 数分経過後、すすすと私の前、つまりカウンターの端まできたかと思うと、じっと先ほどの食券をのぞきこみ、しばらくして私の方を見たかと思うと、食券を裏返し、白紙の面を上にして、それからカウンターの奥に身を翻したのである。ん?注文に不備でもあったのか。それとも同じ注文があって、後先を間違えないようにマーキングしたのか。よくわからないが、わざわざ聞くこともできないので、また店内の観察に戻った。
 と、さらに数分後、ゆるゆると私の前まできて、再度食券に目をやる。今度はそれを手に取り、表を見て、次に私の顔に正面から視線を投げる。う!?なにかレスポンスが必要なシチュエーションなのか?しかし、一言も発することなく、彼女は数秒で視線を食券に戻し、今度は、再び食券を上にしてからカウンター台におき、また奥に下がっていった。もしかしたら、同じ表でも向きが違うのかも知れないが、そこまで観察するだけの注意はうかつにも払っていなかった。ともあれ、「表」→「裏」→「表」、そしてその都度私に向けられる視線。これが単に無意味な行動であるとしたら、私の人生観の一部がぐらついてしまう。
 しかし、しかしである。ことはそれでは済まなかった。それから数分が経過した後、またまた私の前まで歩を進めた彼女は、私の顔を見、食券を持ち上げたかと思うと、ふたたびカウンタに戻し、そして、角を三角に折り曲げたのである!!そして、そこにはおびただしい数の…というのは嘘であるが、ともかく彼女はそうしてからまた視界から消えた。
 これはまったくもってすべて事実である。引くためでも何でもなく、私が池二でまさに体験した現象なのである。

 常識的な範囲でしか生きて来なかった私は、そのとき、むなしい努力を払って何が起こったか理解しようと努めていた。
 なかなかできないラーメンに、待たせているお客さんに対するサービスなのか?しかし、猿とか猫とかインコとかが出てきてこれをやってくれれば、素直に暇つぶしの余興サービスと受け止めることができるが、バイトの女の子が数分おきにこれを繰り返すことにどういう意味があるのだろう。あるいは、いかにも初心者っぽい私の風体に気をきかし、決して忘れているわけではないですよ、とサインを送ってくれているのか。そうであれば、その心遣い、痛み入る、といいたいところだが、どちらかというと、確認してみたら、やっぱり忘れていた、というような意味に感じられてしまい、かえって不安になってしまうのだ。
 先の女性ジロリアンといい、二郎ワールドとはかくも不条理なものなのか。おかやまさんがはまってしまうのは無理もない。あるいは、二郎とは空想の存在で、私はまだおかやまさんの擬似体験の中にいるのか。
 ともかく、なにか説明可能な理由があるのであるならば、ぜひベテランジロリアンに解説いただきたい。これは切実なる願いである。

 …と、予想もしなかった混乱に陥りかけた私は、厨房がにわかに慌ただしくなったのに気づいた。いよいよ「そのとき」が近付いたのか。
 しばらくして、奥の席に座っている客に、「どうぞ」の声。ずいぶんひさしぶりに聞いたセリフだと感じた私の感覚も、あながちずれてはいないだろう。
 「やさいましましにんにくあぶら」。おお、これがあの「ましまし」か。ベースはラーメンか、それとも大のぶたダブルか。そこまでは知る手だてがない。ただ、私より先に入店していた彼は、考えてみれば私同様、最低20分は待っていたことになる。さらに、別の一人に「どうぞ」。そして、そして、ついに私の前に来た。
 あの不可解なけだるいような単に無気力なような視線とともに、彼女はいった。「どうぞ」。
 心の中で何度か反復練習した言葉を私は吐いた。「やさいにんにく」。そう、ここでは決して「をお願いします」などと言ってはいけないのだ(と思う)。

 いよいよ、いよいよ姿を顕すのか、「おれの二郎」。外食して出される料理に、「おれの」などと感じるのは生まれて初めてである。ほんとにこのまま二郎を口にすることができるのか。それとも…。
 運命のときは近付いて来た。

(つづく)



コメント



えええ~(笑。 (kaier)
2005-09-14 22:34:11

なんと申しますか、見事としか言いようの無い引きを繰り返してくれますね(笑。
カテゴリを「そのほか」から「二郎」に変えてはいかがでしょうか。

ところでその「おたくっぽい女の子店員」が正真正銘のオタクで、なおかつネット依存症で、あまつさえ「にゃごにゃ小学校」を「ラーメン二郎」で検索するなどして見つけ出し、ニヤリと笑っているところを想像してしまいました。
「うふふふ、いかにもブログ運営してそうなオトコ…やはりあたしの意味不明行動攻撃に悩殺されてこうやって記事を書いているワ!」
脳の検査が必要ですか、そうですか。

さて、とうとう「やさいにんにく」がお出まし!
ちなみにデフォルトの「ただの」二郎がどんなものか、まずそこが気になります。
でもって、あの量のにんにくを口にした(であろう)にゃごにゃさんの、帰りの便での運命や如何に?!<つづく>

俺が続いてどうするよ。



わざとじゃないのに… (にゃごにゃ)
2005-09-15 09:29:38

引きすぎにもほどがある、と鬼嫁に言われました(T_T)

おたくむすめについては、もしかして彼女自身が手持ちぶさたなだけだったのかな、という気もしてます。

ちなみに、今朝は電車が混んでてPCを使えなかったのと、夜は一ヶ月インターン生を打ち上げで飲みに連れていくので、今日は「その4」、アップできそうにないです。あしからず。



(ノ゚ο゚)ノオオオオォォォォォォ- (raku)
2005-09-16 13:58:44

ヾ(≧∇≦)〃きゃーっはっは♪
最高に楽しく読ませていただきますた。
ε=(>ε<) プッー!

(* ̄m ̄)プッ

ヾ(≧∇≦)〃ブハハ

って真夜中にやってるσ(・・*)アタシを
そばで、犬のクマが(複雑)不思議そうに見ていました。
にゃごにゃさん 再びお邪魔いたしました。
PCが新しくなったので、サクサク飛んでまいりました。
(@^^)ゞイヤー、いよいよ16日でにゃごにゃさんの生二郎にお会いできそうな勢いですが
もったいなくて一旦ここでCMを入れさせていただきます
(;^_^A アセ・・・

ところで、以前「らく」さんという方がお見えでしたが・・・・
これも何かのご縁かと。。。(=´∇`=)ニャン♪
今度お邪魔させていただこうと思っています。



祝新型PC (にゃごにゃ)
2005-09-16 17:38:54

rakuさん、こんにちは(^o^)/

>> ところで、以前「らく」さんという方がお見えでしたが・・・・
そうなんです。最初、JJさんのところにコメントされているrakuさんって、あのらくさんかな、と思ったくらいで…。何かの御縁ですね。

>> 犬のクマが(複雑)不思議そうに見ていました。
不気味そうに、ではないですか?
って、失礼しました。受けていただけてうれしいです。もっとも、ほとんど事実を書いてるだけで、受け狙いではないんですよぉ。ほんとに。

ところで、rakuさんはジロリアン?

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