にゃごにゃ小学校

本家(HP)作製のネタ、あるいは記事にするには寸足らずな話を日記兼用でアップします。

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 ビデオテープを整理していると、エシュロンに関するドキュメンタリーが出てきた。NHKのBS1で放映されたもの。2000年スイスの制作で、放映はおそらく2001年頃だと思う。

 「そういえば、最近エシュロンの話を聞かないなあ」と思い、調べてみると、奇妙なことに、この2001年以降、ほとんど新しい情報が上がっていない。上記の放送時期の頃、EU議会でエシュロンの存在は疑いない、と結論づけられたあたりがピーク、このころエシュロンという名前を聞いた人も多いと思うが、その後の空白で、私同様いつの間にか記憶の隅に追いやられている人も多いのではないだろうか。

 2001年といえば、例の911テロがあった年であり、この事件と、それ以降のテロとの戦いという世界政治の流れ、それに続くイラク攻撃といったできごとなどから、陰に隠れたという部分があるだろう。また、同時に、テロの封じ込めこそもっもと重要なのであり、エシュロンのようなシステムがそれに貢献するとすれば、表立っては非難しにくくなった、ということもあるに違いない。
 さらに、エシュロンの関係機関が、それ以後、徹底して情報封鎖をした可能性もある。新しいネタが出てこないと、マスコミ等もなかなかとりあげにくいものである。

 一方、視点を変えてみると、エシュロンの運用もなかなか大変な時代になって来ているように思える。
 なにしろ、通信メディアは多様化の一途を辿り、電話にしてもIP化が進んでいる。従来のE-mailのほかに、ケータイに固有なものや、PHSのように通話方式(ピア・ツー・ピア)でメールを送るシステムもある。
 また、それらの量的な膨張も大変なもので、BLOGの普及などもそれに拍車をかけていることは間違いない。gooのブログもまもなく10万会員に達するし、私自身、BLOGを始めてからネットへの投稿量は一桁か、それ以上増えたことは間違いない。
 SSLなどの暗号化技術による通信データの増大は、解読不可能でないまでも、大変なマシンリソースを消耗することは間違いないが、こうした暗号化情報もどんどん増えていっていることだろう。

 エシュロンの肝の一つは、ものすごい量のデータから、不要なデータを「捨てる」こと。その量が爆発的に増大しているのに対し、有用なデータなんてのはその絶対量は大して変わらないだろうから、そうした『価値あるデータ』を取り出すためのシステムと技術の改善作業というのは半端ではないはずだ。

 そうしたことから、エシュロン自体もなんらかの適応進化を遂げない限り、無用の長物になり兼ねないというのが現代の情報社会の皮肉な一面なのかも知れない。


→エシュロンに関する記事の例…世界中の通信を盗聴する巨大システム

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