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にゃごにゃ小学校

本家(HP)作製のネタ、あるいは記事にするには寸足らずな話を日記兼用でアップします。

 先日、通勤で駅に向かう途中でのこと。
 自宅と最寄り駅の経路にある信号の手前で、信号待ちの数台の車の最後尾に、1台の車がつけたあと、助手席のドアが開いて、女性が降りた。あきらかに、家族に送ってもらったところ。と、そのとき、ぽとりと何か黒いものが道に落ちた。

 落とした女性は気づかず、数十メートル先の信号の横断歩道めがけて駆け出した。ドアの陰になり、ドライバーの男性も気づく様子はない。
 私とその車ともそこそこ距離があったし、あっと思っている間に、声をかけても届きそうにないくらいのところまで女性は遠ざかっている。みたところ、少なくとも財布や鞄や書類のように大切なものには見えないし、まあいいか、と一瞬思ったが、しかしこのままでは、その落し物はおそらくゴミになる運命だ。

 すぐに歩道と車道を隔てる生け垣を乗り越えて、拾い上げてみた。案の定、手袋である。
 これはドライバーに渡すしかない、と思うと同時に、車が青信号で動き始めた。
 間に合わないか、と思ったが、ここまでくればこちらも意地、走りながら、なんとか手を伸ばして、ボディをコンコン、と叩いた。止まらない。だめか。しかし、それほどまだ加速しないので、もう一度コンコン。ここで、ようやくドライバーが気づいて車を止めた。

 窓の外から、手袋と、走り去った女性の方向を指さして落し物であることを告げると、助手席のパワーミラーが開いて、すみません、という声。私はすぐに手袋を助手席に放りこんでから、歩道に戻った。

 こうしたとき、躊躇せずに一番いいと思える行動を、とっさにとれるかどうかというのは結構大事だと私は思っている。今回も、ちょっと躊躇してしまったが、なんとか動けたし、目的も果たせたのでよかったと思う。
 人は、自分を守るためになら案外すぐに動くものだし、しかも、それは多くの場合、必ずしも理性的・合理的ではない。火事のときのパニックもそうだし、事故を起こしてひき逃げしてしまうのもそうだろう。
 これもとっさの行動ではある。しかし、方向は正反対だ。

 自分には直接利害がないかも知れないが、よいことであれば動く、これは意外に難しい。あのときこうしておけば、と悔いを残さないために、「とっさに動ける」自分を、機会を逃さず磨きたいと常々思っている。

 また、このときうれしかったのは、その車の後にいた何台もの車が、クラクションを鳴らすことも、無理に追い越して行くこともせずに、待っていてくれたこと。こうした、袖すり合う縁の人達の何気ないやさしさが、いっしょにこの地球号の上で暮らしている、よき隣人たちだと感じられて、心が暖かくなるのである。
 自慢するほどの行為ではないのに、ちゃんと御褒美をもらえたのだと思えてくる。



コメント



素敵です (らく)
2005-02-10 17:34:57

こういう心がけ素敵です

手袋落とした人はきっとすごい喜んでると思います。

にゃごにゃさんの行動を見ていた人も「今日はいいもの見たぞ」ってちょっと幸せ感じてると思います!!


あ、当方ブログにコメントありがとうございました




自責 (にゃごにゃ)
2005-02-10 21:32:56

らくさん、ありがとうございます。そういっていただけるとうれしいです。

ですけど、実のところ、そんなにスマートなものではないんです。正直、失敗と自責の過去です。

書こうか、まあいいか、とか思ってましたが、せっかくコメントいただいたので、近々そのことについて書きたいと思います。

【ノルウェー、オスロー】--まるで映画『MASH』のシーンだ。軍隊に召集されたノルウェーの医師が、気狂いのふりをした。その、「実はそんなには気狂いでなかった」医師は、頭にサワークリームを塗り込み、ビールを服に注ぎ、押入に座り込んで一度に40本のたばこをふかした。ひとえに彼が軍隊に適格でないと示そうという努力であった。
 その努力は報われた。おそらくは若干期待以上に。ノルウェーの新聞によると、軍で不採用になっただけでなく、全国保険委員会から彼の精神状態についての警告が発せられたのである。その医師の徴兵逃れは、軍と保険委員会の両方からの懲戒処分という結果になりそうである。



 プロにしては、やり方があまりに稚拙ですねえ(笑)。独創性不足により、×。

 現在、HPのメールアドレスはフリーメールで、かつ転送設定していて、会社からは見られないので、週に一回くらいしかチェックしていない。もっと空くこともある。しかし、大半はジャンクメールで、ほとんど支障はない。

 が、たまにそうでないメールもくる。この週末に、チェックしてみると、三日ほど前に、海外からの、私の記事に関する問い合わせのメールが入っていた。いわく、私のと同じモバイルノートを使っていて、そのHDDがそろそろやばいのだけれども、換装要領を教えてほしい。

 ノートへのLinuxのインストールやドライバの適用などについて、日本語記事と併せて英語記事も載せているので、意外とこういうメールは多い。たいてい差出人もフリーメールだが、今回は南カルフォルニア大学の某リサーチラボから。URLと、正規のメールアドレスもついている。

 問い合わせでは、「記事では裏蓋を開けずに、表のキーボードを外すだけでHDDを取り出せるとありますが、うまくいきません。どうすればいいのでしょうか。」ということだった。
 以前、TurboLinuxをインストールしたときの記事だが、このとき元のOSとデータをバックアップするために、HDDを外し、3.5インチ→5インチ変換ベイでデスクトップにつないだことを思い出した。また、記事ではネットワークインストールとCFメモリからのブートによるインストール要領を紹介している(本体に内蔵CDドライブのない機種のため)が、このときはそのままHDDに、デスクトップからインストールしたことも思い出した。
 ちなみに、現在私のノートに入っているのはFedora Core 2である。

 わりと最近、そのノートのHDDを、私も交換しようと開けたことがあった。故障ではなく容量アップのためだったが。
 このときは結局、交換しようとしたHDDの消費電力が大きいのと、ピンが一つ、合わなくて、折り曲げてしまう勇気がなかったのでそのままとなったが、ちゃんと交換できるところまでは解体したので、問題なかろうと思った。

 で、とりあえず、キーボードを外してみたのだが…。うーん、これではHDDはどうがんばっても外せない。しばらくマシンとにらめっこしてあれこれやってみたが、やはり裏蓋を外さないことには、取り出せそうにない。そういう構造だ。
 実際、裏蓋を外してみると、難なく(といっても、一旦取り外さなければならないケーブル類が7~8本あり、それぞれ外し方というか、コネクタの構造が違うので、ここは要注意)HDDを取り出せるところまできた。

 結論。記事は間違い。ほかのノートのHDDを交換したときとごっちゃになっていたに違いない。
 すぐにお詫びと訂正のメールを出した。それと、ケーブルの外し方なども含め、まだわからないようなら、写真等で説明します、というコメントも添えた。そのための写真もデジカメで撮った。
 もっとも、メール到着から3日も経っているから、とうに自力で解決している可能性もあるが。

 ともあれ、結果的にウソを書いて迷惑をかけたケースとなってしまった。反省。





コメント



顔が・・・ (小夏)
2005-02-08 17:22:27

ここ笑うところでいいんですよね?(爆笑)
顔~^^;

あ、ごめんなさい。小夏です。
先日のコメントで以前のHN(小梅)使っちゃったので、改めて。



笑ってください (にゃごにゃ)
2005-02-08 17:40:17

>> ここ笑うところでいいんですよね?(爆笑)

いえ、実はこれ、私のデザインした製品で…って、無論うそですが(笑)。

実は、コメントいれようと編集してたら、タイトル入れたところで記事がアップされてしまって。
でも変なコメント入れるよりこの方が笑えるかな、と思ってそのままにしました。

>> 先日のコメントで以前のHN(小梅)使っちゃったので、改めて

季節ごとにHN変えるのかと思ってました、まじで(爆)

 1~2年前は、あわや75キロに達しようかという状態だった体重が、最近はだいぶ収束して来たのだが、それでも70を切ることはなかった。それが、今日は水泳の後計ってみると、電子体重計がついに69と70の間で振れ始めた。
 おおお、と思ってみていると、デジタル表示は容赦なく、70.05kgで確定。な、なんと50グラム超過。
 そこではっとして、腕時計とロッカーのキーを外す。そして再度乗ってみる。今度こそ、69.95kg、70キロを切ったのである。

 もちろん、サウナの後だということは重々承知しているし、昼食の前だし、実質的には70台であることはわかっている。しかし、たとえサウナの後でも、昼食の前であっても、70を切ったことはここ数年、おそらく5年くらいはなかったのである。しかも、体調が悪いわけでも、ましてや胃腸の調子がおかしいわけでもない。やはり、最近の運動の成果だろう。

 これが一瞬の夢で終わることのないよう、もっと絞っていきたい。

【ベルリン】(2/3)--仕事熱心すぎた警察官が、ドイツ東部の街で速度取締りのためのレーダーを設置中の同僚の車のフロントガラスに、駐禁切符を貼り付けた。

「交通規則は全ての人に適用されるものです」ジェッセンタウンの警察署長ハンスジョーチム・シュナイダーはミッテルドルシュ・ザイタンク紙にこう述べた。

問題の警官は、警察車両の向きを進行方向の逆に向けて駐車したため違反とされた。


 署長が、取り締まった警官を支持しているのがおもしろい。併せて、違反を謝罪したんでしょうか(笑)。

 警察の方々にはご苦労さまだと思いますし感謝していますが、ときどきほんとに、取り締まってやりたくなるような運転や駐車をしている警察車両がありますね。
 こないだも、左折車線から右折したパトカーがあったので、後ろからクラクションを鳴らしましたよ。こっちが同じことやれば捕まって、通行区分違反で反則金と減点ですもんね。

 昨夜は、会合の後、某イタリアンレストランで、妻、友人一人を合わせた計3人で食事をしたが、軽く一杯、のつもりがけっこう飲んでしまった。

 妻は運転してもらうのでアルコールは抜きだったが、彼と私は、まず中ジョッキを一杯ずつ。次に、安さに釣られて白ワインの1.5リットル入りボトルを注文。これを二人で空けた。そして仕上げに、また中ジョッキ一杯ずつ。

 川西で飲んで、豊中の曽根までその友人を送り、それから自宅まで帰ったわけだが、トイレにいきたくてたいへんだった。そりゃそんだけ飲めばおしっこもしたくなります。

 二日酔いになるかと思ったが、意外とたちのいいワインだったようで、少し寝坊して電車を遅らせたら、朝食もちゃんと食べたし、問題なく出社して仕事できた。
 めでたし、めでたし。

 昨日の夕刊に、映画版のウルトラマンの撮影を神戸で行うため、ウルトラ兄弟たちが神戸市役所を表敬訪問した、という記事が載っていました。と、いうことは、ULTRAMAN THE MOVIEの第二弾の舞台は神戸!?

 よくわからないのですが、UTLRAMAN THE MOVIEを劇場で観た3回のうち1回は神戸三宮だったし、そのとき、ルミナリエの余波で映画と現実が混沌とするような不思議な体験をしたので、もしそうなら、これは非常に楽しみです。

 ゾクゾク。



 日本語も得意なアメリカの大学からのインターン生、ドナルド君(仮名)には、上級者向けの英会話クラスを週一時間やってもらっています。うちの会社では参加できるスキル該当者は4名ですが、うち2名は最近忙しかったり社内にいなかったりするため、だいたい二人か一人で、マンツーマンかそれに近い形でレッスンを受けられます。

 それだけでも十分贅沢なのですが、その内容も、普通の英会話学校ではできないようなやり方ができて、おもしろく、かつ有益です。
 フリーカンバセーションとか用意してきた英文のリーディング(発音)、読解などというのは、まあどこでもやっていると思いますが、最近やっているのは、コミックを使ってのネイティブらしい英語表現による英作文の練習。

 具体的には、『OL進化論』から私が選んだ4コマ漫画数点を、あらかじめ参加者に配布しておき、それぞれが英訳して準備します。そして、その訳について、ネイティブではこんな言い方はしない、あるいはこういった方がいい、というような指導をしてもらい、併せていろいろな表現のニュアンスやら、日米の文化の問題やらを話し合います。
 自分のものはもちろん、他の生徒の訳文と、それに対する修正・アドバイスも参考になりますし、なによりも英語らしい英語のフィーリングというものが、こうした例題でははっきりとわかるのです。ある程度英語のスキルのある学習者にとっては、なんともまあ、豪華絢爛な英会話レッスンだなあ、と思います。

 この4コマ漫画は、ドナルド君の日本語レッスンにも使えるので、一石二鳥です。こちらはこちらで、日本人ならだれも疑問に思わないところで妙な勘違いをしている場合があったりして、これまた文化の勉強にもなります。
 わが社のインターンシップは、社会貢献・国際貢献だけでなく、十分実益を得ていると思いますね。

 今度の仕事は、Linuxのデバイスドライバ作成となりそうです。UNIX系ドライバの作成は久しぶりです。

 Linuxのデバイスドライバ作成については、Alessandro Rubini著の、「LINUX DEVICE DRIVERS」という、バイブルといってもいい名著があります。これは、日本でも翻訳されて出版されており、現在は第2版です。
 実はこの書籍は、オンラインブックとしてHTMLとPDF、およびDocBookフォーマットで、英語版は下記のページで無料公開されています。



 さすがオープンソースのLinux、こうしたすぐれた著作まで無料で見ることができるとは素晴らしいことです。
 日本語版については残念ながらありません(と思います)。

 ところで、最新のLinuxカーネルは2.4.xから2.6.xに移行しています。
 上記著書では、2.4.xについてのビルド方法が記載されていますが、実は2.6.xでは、セキュリティその他の問題で、かなり大幅に作成要領が変更されています。
 カーネル2.6.xのデバイスドライバ作成については、日本語はもとより、英語のサイトでも非常に情報が少なく、最悪ソースツリーのmake環境を解析しなければならないのかと心配していました。しかし、幸いにして、英語のページで、よくまとまったものが見つかりました。早速サンプルドライバをビルドしてみましたが、問題なく動作したので一安心。ほんとに助かりました。

 参考のためにリンクを張っておきます。



 おかやまさんにいただいたコメントで思い出したのですが、子供の頃は、冬になると夜寝るとき、湯たんぽとか豆炭のあんか(行火と書きます)、あるいは電気あんかなんかを足元に置いて休んでいたように思います。あと、電気毛布とか。
 要するに、そうしないと足が冷えて安眠できなかったのでしょう。
 
 ところで、最近ではとんとそういう習慣がなくなりました。これは全国的な現象ではないかと思うのですが、どうでしょうか。
 しかし、よく考えてみると、これら暖房器具が不要になった理由というのは、いまひとつはっきりしません。
 ふとんが昔の綿入りせんべいぶとん(もっとも、綿入りには独特の「ぬくさ」がある、とはおかやまさんの弁。共感!)から、羽毛に変わってあたたかくなったから?家の断熱がよくなって、部屋自体が暖かくなったから?(そういえば、昔は畳のすきまからすーすーと風が入って来ていたような気もする)
 部屋が暖かくなったというのは確かにあって、独身時代は、朝起きて、ファンヒーターをつけにいくためにふとんから出るのが、寒くて辛かった記憶がありますが、今は眠くて起き辛いことがあっても、寒くて起き辛いというのは、我が家では皆無です。

 基本的には、昔の日本人より現代人の方が寒さにはずっと弱くなっていると考えられますから、少なくとも足に関しては前より冷えにくくなっているというのは間違ってないと思います。
 可能性としては、必ずしも寝ているときに足が寒い、という問題だとは限らず、ふとんに入る時点で足がとても冷たくなっているような生活をしていた、というのはあり得ます。こたつなんかも、まず足を温めるということが一番のメリットですし。
 それと、栄養状態の関係で、昔は足先とかが冷えやすかった、ということはないでしょうか。そのせいかどうか、最近は水仕事が減ったということを差し引いても、しもやけとかひびわれとかいう類いの肌荒れが、非常に少なくなったように思います。水仕事をしない子供でも、しもやけひびわれは多かったですしね。

 まああんかの不要な生活は快適なのかも知れませんが、わが家では灯油臭いストーブが姿を消してから「冬の匂い」の一つが消滅したように、あんかのあのちょっと熱くて、それでもぬくぬくとした感じ、それも、失われた冬の感触の一つだという気がします。

 蛇足ながら、同僚の玉ちゃんのうちでは、最近火鉢が復活したそうです。



コメント



初めまして♪ (小梅)
2005-02-02 22:00:15

初めまして。小梅です。

「湯たんぽ」繋がりでTBさせていただきました。
冷え性の私には、もはや「湯たんぽ」なしの夜など考えられません(笑)。
今後ともどうぞよろしくお願いします。



なるほど (おかやま)
2005-02-03 01:01:04

つまるところ、俺の住んでいる家がボロいのがいけないということか!!

…築48年だそうですよ、俺の家。
そりゃあ隙間風も入ってくるさ。屋根→梁→部屋というすばらしい直結構造だし。

そう言えば最近建て替えた実家(オール電化!)はハイテクハウスで、全然寒いと思ったことないですわ。はい。



先端健康器具「湯たんぽ」 (にゃごにゃ)
2005-02-03 08:55:15

小梅さん、コメントとTBありがとうございました。

へえぇぇっ、とびっくり。そうなんですか。湯たんぽにそんな効果があるとは。と、知らぬは私ばかりで、健康オタクの家内は、もうしっかり湯たんぽを入手していたことが、小梅さんのコメントをきっかけに昨夜判明しました。

なんか、ほんとに昔の知恵ってあなどれないですね。

これからもよろしくお願いします。



レトロとハイテク (にゃごにゃ)
2005-02-03 09:00:08

築48年にハイテクハウス!両方自在に行き来できるおかやまさんの環境は、まさにクリエーターにインスピレーションを与える絶好のバックグラウンドですね。

ベースがハイテクハウスの方ならなおよかったりして。いえいえ、決してそのようなことはないです。
綿入りどてら、うらやましいです。結婚以来一度もこたつすら設置されたことのないわが家の(というか家内好みの)ライフスタイルでは、夢のまた夢です。






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湯たんぽのススメ (七月のうさぎ)

冬の健康法、教えて! やっぱり、「湯たんぽ」でしょう。本日夕方のニュースでも一押しでした。 就寝中は、副交感神経の活性化によって疲労が回復するそうですが、「湯たんぽ」はその副交感神経を刺激する働きがあるらしいです。「冷え性」や「不眠症」にも最適です。…

 ということで、寒波の話題を引っ張りますが、今日は結局年に一度のコートを着る日となりました。

 朝、晴れという予報が外れて積雪。そのため、放射冷却はなくて、そのせいかマイナス8度という気温予想は、せいぜいマイナス4度程度に留まりました。しかし、雪がけっこう降っていたので、スーツが濡れてもかなわんな、ということで、コートを着る気になったのです。
 防寒というよりレインコートですね。

 妻は、ダウンジャケットを着るようにというのですが、それでは「コート」ではないので、初志貫徹でコートを着ました。どんなコートかは想像にお任せします。

 で、やっぱりコートは、重い、窮屈、邪魔、暑い、寒い。寒い、の意味は、コートを着ることで寒さから逃れようという思いが出て、寒風が身に浸みることと、あと、寒いところから電車内に入ったとき、コート自体が冷たくなっていて、暖かいところにいてもしばらく肩口が寒い感じがする、ということです。

 結論、やはりコートは年に一回くらいで十分。



 わが猪名川町(兵庫県南東部)のピンポイント予報では、明朝3時はマイナス8度です。
 寒い、寒いと言いながらここより暖かい地域の人たち、住んでいる場所に感謝しましょう。

 さっきガソリンを入れて来たとき、スタンドの人が、今朝は洗車機が凍っていて使えなかった、と言っておられました。

 でも私は明日もたぶん、コートは着ないと思います。めんどくさい。

 今日二つ目の寒い話でした。

 (寒がりの方は、読まないでください。)

 私は、冬は薄着な方です。
 下着は夏のと同じ薄手の半袖シャツとブリーフ。カッターシャツも普通の薄い長袖シャツ。それにネクタイをしめ、スリーシーズンの背広を、ジャケットのボタンを留めずに着る。それがすべてです。
 ももひきなんかははいていないし、セーターとかマフラーとかもしません。例外は手袋で、さすがに手は冷たくなることがあり、ポケットに手を突っ込んで歩くのもみっともないので、着用することがあります。
 手袋以外は、一般の人の秋の頃の服装と同じです。
 いつも乗り換える、吹きっさらしの十三駅のホームでは、私と同じ程度に薄着の人を見つけることは、今の時期、非常に困難です。まれに、制服の高校生なんかがコートなしですが、それでも中にセーターを着ていたり、マフラーをしていたりします。

 別に痩せ我慢をしているわけではなくて、これで寒くないからこんな服装である、というのがまず第一義なわけですが、コートがなければ邪魔にならないし、狭い満員電車がさらに窮屈になることもないし、暖かいときに汗をかいてしまう心配もないし、どこかの店や客先などで置き忘れる心配もありません。ファッション性は別として、問題なければ薄着の方がいいに決まっています。

 持論として、寒さというのは受け入れてしまえば苦痛を感じずに耐えられるものだという考え方を持っています。逆に、それから逃げようとすると、いかにコートやマフラーや手袋などで固く防備しても、ちょっとしたすき間から触れる冷気が寒くてしかたないと思うのです。
 それくらいなら、受け入れてしまうと、今度は身体の方に抵抗力ができるので、ほんとに寒いという感じが希薄になって来ます。

 もちろん、北海道とかアラスカとか、十分厚着して防護しないと健康が保てないところも当然あります。ですが、経験上、よほど強風が吹いてでもない限り、マイナス10度くらいまで(宇都宮の冬は実際、毎朝それくらいでした)なら上記の服装で問題ないと思います。
 あと、風邪を引いているときや体調の悪いときはもちろん別で、十分暖かくして身体を保護してやる必要があることは言うまでもありません。

 昔の日本人はずいぶん寒くても我慢できたようです。愛知の明治村には前橋監獄雑居房が移築されていますが、ここなど吹きさらしの上、薄い木の板のみでできた壁はすき間だらけで、馬小屋並です。こんなところに放りこまれて、死んでしまわないだけでもすごいと思いますし、それだけの対応能力が人間には備わっているんだと感心します。

 ただ、時々気になるのは、こうした薄着がもしかしたら周りの人に迷惑なのではないのかな、ということ。
 例えば、私だって冬のさなか、公園の噴水にとびこんでいる人を見れば「寒~っ」と思いますが、同じような感じの視線が私に向けられているような気がすることがあります。
 別に水しぶきを周りに飛ばすわけではないので、いやなら目をそらしてもらいたいのですが、それでもやっぱり迷惑かな、と思ってしまうのです。

 ちなみに、年に一度はコートを着ることにしています。持っていないと思われるのが嫌だからです(笑)。今年はまだ着ていないので、寒波が来ている今のうちに一度、着なければなりません。でも、今年は特に寒さが全然気にならないので、面倒臭さが先にたってしまってます。



コメント



雪 (R)
2005-02-01 15:54:19

今日は昼間雪が降りましたね
3年前まで冬場はコートだったのですが、
一昨年初めてダウンを買ってからというものコートでは真冬は寒くて寒くて。。。
さらに今年はファーのジャケットを買ってしまい、これがダウンなんか比ではないくら暖かく、中は半袖でないと汗ばむほどです。
寒さに慣れたら冬は苦ではなくなるのかなと思いますが、年々厚着になっていく私には無理なことかもしれません・・・



む、無理… (おかやま)
2005-02-01 20:25:25

僕は前世がきっと爬虫類なので、受け入れるとか入れないとかの前に本能が拒否して無理です。
部屋の中でも3枚重ね着の上に綿入りどてら、足元に電気あんか、膝には毛布。当然、ストーブも焚いているのがデフォルトです。
つーか、今そうです。

むしろ逆に暑い方が「まぁこんなもんだろうよ」と耐えられてしまいます。
あんまり猛暑猛暑言われてもピンと来ないんですよねー。

そのくせ、ウィンタースポーツの方が好きだったり割とよくわかりません。



北海道的防寒 (にゃごにゃ)
2005-02-01 22:17:07

Rさん、

北海道の知人が言ってましたが、道産子は、Rさんと同じようにものすごくあったかい外套なんかを、シャツとかの薄着の上に羽織って吹雪の外を出歩いたりするそうですよ。
北海道人並の先進の冬の過ごし方ですね。

あ、ただし、道産子は日本でもっとも寒さに弱い人たちです。暖房が完璧だからだそうな。



ぬくいが一番 (にゃごにゃ)
2005-02-01 22:20:58

おかやまさん、

いや、お気持ちよくわかります。私も本質的にそれに近いものを持っているから、引返せなくならないように寒さに立ち向かっているのかも。
おかやまさんの、綿入りどてらで「ぬくい」というのはびりびり共感しました。

私はしかし、暑さに強いのは逆に羨ましいです。はっきりいって、暑さはこたえる。ひと夏がかりでボディーブローのように来ますから。これを乗り越えるにはひたすらサウナと炎天下のランニングしかありません。